高光大船
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高光 大船(たかみつ だいせん、1879年5月11日 - 1951年9月15日)は、浄土真宗の僧侶。
生涯
[編集]石川県石川郡北間(現金沢市)の富豪高木家に生まれ、檀那寺の真宗大谷派専称寺に養子として入りのち住職。1908年真宗大学卒。七尾市で刑務所の教戒師を務め、清沢満之に師事。1916年藤原鉄乗、暁烏敏と並んで「加賀の三羽烏」と呼ばれ、一緒に金沢に愚禿社を設立し、雑誌『氾濫』を刊行。1926年から自坊で講習会を定期的に開いた。
著書
[編集]- 『生死を超える道』大東出版社 1937
- 『帰命の生活』丁子屋書店 1938
- 『新時代の仏教叢書 第8巻 新時代の浄土教』大東出版社 1938
- 『白日抄』丁子屋書店 1940
- 『高光大船著作集』全5巻 弥生書房
- 第1巻 (生死を超える道) 1973
- 第2巻 (帰命の生活) 1974
- 第3巻 (新時代の浄土教) 1974
- 第4巻 (道限りなし,化生(句集)) 1975
- 第5巻 (白日抄,光焔,一人万人) 1974
- 『仏の考察』六芸書房 1973
- 『仏 生きて足れり』六芸書房 1974
- 『高光大船の世界』松原祐善責任編集 法蔵館 1989
- 『道ここに在り 高光大船の世界』福島和人,水島見一編 真宗大谷派宗務所出版部 2000