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驚異の暴走列車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『驚異の暴走列車
Born to Die』
グランド・ファンクスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
ハードロック
レーベル キャピトル・レコード
アルバム・ジャケット
プロデュース ジミー・アイナー
グランド・ファンク アルバム 年表
グランド・ファンク・ツアー ’75
Caught in the Act
2nd Live Album
(1975)
驚異の暴走列車
Born to Die
10th Album
(1976)
熱い激突
Good Singin', Good Playin'
11th Album
(1976)
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驚異の暴走列車 (原題: Born to Die) 』は1976年1月にキャピトル・レコードからリリースされた グランド・ファンクの10th アルバム。Capitolからのラスト・アルバムである。プロデュースはJimmy Iennerが担当。スタジオ録音としての前作『ハード・ロック野郎 (世界の女は御用心)(All the Girls in the World Beware!!!)』の路線を継承しハードロックに加えポップスも加味し多様な楽曲構成がされる。ヒット曲Bad Timeを彷彿させるSally、ブリューワーによる激しいTake Me、コーラスワーク、サックス、ピアノが印象的で叙情的なTalk to the Peopleなどの佳曲もあり内容的には決して劣るものではなかったがチャートアクションは芳しくなく、バンドが続けてきたゴールドディスク以上獲得の記録もとぎれることになった。

元々バンド側は2枚組のライブアルバム『グランド・ファンク・ツアー ’75(Caught in the Act)』で残された2枚の契約義務は果たされると考え解散するつもりだった。しかしCapitolは“新作を入れたアルバムでないと契約は満たされない”との立場をとりバンド側と対立した。最終的に新作の入ったアルバム1枚で契約が満たされるとの妥協が図られ本作が作られることになった[1]。本作でCapitolと契約満了したバンドはほどなくしてMCAから『熱い激突(Good Singin', Good Playin')』を発表することになる。

収録曲

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#タイトル作詞・作曲時間
1.「Born to Die」Farner
2.「Dues」Brewer /Frost
3.「Sally」Farner
4.「I Fell for Your Love」Brewer /Frost
5.「Talk to the People」Farner /Frost
6.「Take Me」Brewer /Frost
7.「Genevieve」Farner /Brewer /Schacher /Frost
8.「Love Is Dyin'」Brewer
9.「Politician」Farner
10.「Good Things」Farner
Bonus Tracks - CD Release
#タイトル作詞・作曲時間
11.「Bare Naked Woman」(Live Rehearsal)( unknown )
12.「Genevieve」(Live Rehearsal)Farner /Brewer /Schacher /Frost

レコーディング・メンバー

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  • ドン・ブリューワー / Don Brewer (Drums, Percussion, Vocals)
  • マーク・ファーナー / Mark Farner (Guitars, Organ, Vocals)
  • メル・サッチャー / Mel Schacher (Bass Guitar, Backing Vocals)
  • クレイグ・フロスト / Craig Frost (Keyboards, Percussion, Backing Vocals)

ゲスト・ミュージシャン

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  • Alan Boguslavsky (Rhythm Guitar: on 2, 4, 5, 8)
  • Donna Hall (Background Vocals)
  • Jimmie Hall (Saxophone, Harmonica)

スタッフ

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関連項目

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脚注

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  1. ^ Capitol 72435-80498-2-4(2003)のライナー(Steve Roeser)より。