馬沓
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馬沓(うまぐつ)とは、馬の蹄を保護するために、馬に履かせる履物で蹄鉄も指す馬具[2][3]。
素材は、藁、楮紙、棕梠、蘭、茗荷、生糸、絹毛、馬尾毛、毛髪等からなる[4]。
記録としては、平安時代の保元の乱・平治の乱の記録が初出であるとされる。明治初期に蹄鉄が導入されて以降、草鞋型の馬沓は廃れていった[5]。
脚注
[編集]- ^ 静岡新聞社. “藤枝市郷土博物館・文学館 「東海道藤枝宿往還家並絵図」 1842年、宿場の息遣いくっきり【美と快と-収蔵品物語⑰】|あなたの静岡新聞”. www.at-s.com. 2023年1月24日閲覧。
- ^ 「馬沓」『精選版 日本国語大辞典』 。コトバンクより2023年1月24日閲覧。
- ^ “馬沓 文化遺産オンライン”. bunka.nii.ac.jp. 2023年1月24日閲覧。
- ^ 日本獣医学発展史年表
- ^ 学, 小佐々 (2011年6月). “日本在来馬と西洋馬--獣医療の進展と日欧獣医学交流史”. 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association. pp. 419–426. 2023年2月3日閲覧。
- ^ “<資料名>”. 札幌市 www3.city.sapporo.jp. 2023年1月28日閲覧。