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養老寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
養老寺
所在地 岐阜県養老郡養老町
位置 北緯35度17分2.7秒 東経136度32分36.0秒 / 北緯35.284083度 東経136.543333度 / 35.284083; 136.543333座標: 北緯35度17分2.7秒 東経136度32分36.0秒 / 北緯35.284083度 東経136.543333度 / 35.284083; 136.543333
山号 滝寿山
宗旨 浄土真宗
宗派 真宗大谷派
本尊 十一面千手観世音菩薩
文化財 木造千手観音立像、太刀(銘国光)、剣(銘不明)(重要文化財)ほか
法人番号 6200005005282 ウィキデータを編集
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養老寺(ようろうじ)は、岐阜県養老郡養老町にある真宗大谷派寺院である。

概要

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山号は滝寿山。「養老孝子伝説」の源丞内ゆかりの寺院であり、不老長寿に利益(りやく)があるという。多芸七坊の1つ。

本尊十一面千手観世音菩薩

西美濃三十三霊場第二十五番札所。本堂の左にある滝守不動明王堂は養老の滝を修験の場とする。

沿革

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伝承によれば、奈良時代元正天皇の御代、源丞内(養老孝子伝説の実在した人物。後の美濃守)が開いたという。当時は法相宗の寺院であった。天平年間、(養老山麓法相宗修業地となり、大規模な伽藍が造られた。当時は現在の養老町高林地区(現在より東南約1km)にあった。

永禄年間(1558年1569年)、織田信長の兵火で焼失するが、天正年間に伊藤祐盛が現在地に小堂として再建し、その後1607年慶長12年)に美濃国高須藩藩主徳永寿昌の援助で本堂が再建される。このころ浄土真宗に改宗する。

文化財

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重要文化財
岐阜県指定重要文化財

所在地

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  • 岐阜県養老郡養老町養老公園1276-1

交通アクセス

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その他

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「養老孝子伝説」の登場人物の源丞内の墓は、養老寺の境内に実在する。

毎年3月の春分の日、菊水泉「名水百選」の水を滝守不動明王に奉納し、養老の滝の安全を祈願する。

「養老孝子伝説」は、鎌倉時代古今著聞集に記載されているものであり、親孝行の教訓として語り伝えられた話という。

滝守不動明王堂の不動明王は鯰に乗ってきたといわれ、鯰を食べて参拝したり、滝に浴すると罰があたるといわれる。

脚注

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  1. ^ 木造観世音菩薩立像”. 岐阜県. 2013年5月9日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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