飴村行
表示
飴村 行 (あめむら こう) | |
---|---|
誕生 |
1969年1月21日(55歳) ・福島県 |
職業 | 作家 |
言語 | 日本語 |
活動期間 | 2008年 - |
ジャンル |
ホラー小説 推理小説 |
代表作 | 粘膜シリーズ |
主な受賞歴 |
第15回日本ホラー小説大賞長編賞 第63回日本推理作家協会賞 |
デビュー作 | 『粘膜人間』(2008年) |
ウィキポータル 文学 |
飴村 行(あめむら こう、1969年1月21日[1] -)は、日本の小説家。福島県出身。東京歯科大学中退。暴力的でグロテスクな作風の作家である[2]。
経歴
[編集]2008年、『粘膜人間』(応募時のタイトルは『粘膜人間の見る夢』)で第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞しデビュー[3]。続く『粘膜蜥蜴』が「このミステリーがすごい!」などで高い評価を受け、2010年同作で第63回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した[4]。
作品
[編集]単著
[編集]粘膜シリーズ
[編集]- 粘膜人間(2008年10月 角川ホラー文庫)
- 粘膜蜥蜴(2009年8月 角川ホラー文庫)
- 粘膜兄弟(2010年5月 角川ホラー文庫)
- 粘膜戦士(2012年2月 角川ホラー文庫)
- 収録作品:鉄血 / 肉弾 / 石榴 / 極光 / 凱旋
- 粘膜探偵(2018年5月 角川ホラー文庫)
その他の小説
[編集]- 爛れた闇の帝国(2011年1月 角川書店)
- 【改題】爛れた闇(2013年3月 角川ホラー文庫)
- 路地裏のヒミコ(2014年2月 文藝春秋)
- 収録作品:水銀のエンゼル / 路地裏のヒミコ
- ジムグリ(2015年6月 集英社 / 2018年1月 集英社文庫)
- 空を切り裂いた(2022年5月 新潮社)
エッセイ
[編集]- 粘膜黙示録(2016年2月 文春文庫)
アンソロジー収録短編
[編集]「」内が飴村行の短編
- 怪物團 異形コレクションXLIII(2009年8月 光文社文庫)「ゲバルトX」
- 厠の怪 便所怪談競作集(2010年4月 MF文庫ダ・ヴィンチ)「糜爛性の楽園」
- 物語のルミナリエ 異形コレクションXLVIII(2011年12月 光文社文庫)「クレイジー・ア・ゴーゴー」
- ショートショートの宝箱 短くて不思議な30の物語(2017年4月 光文社文庫)に再録。
- ノベルアクト3 カドカワキャラクターズ(2013年8月 角川書店)「ラブポX」
- 美女と竹林のアンソロジー 森見登美彦リクエスト!(2019年1月 光文社 / 2020年2月 光文社文庫)「東京猫大学」
- 本格王2019(2019年7月 講談社文庫)「ゴルゴダ」
未単行本化作品
[編集]連載
[編集]雑誌掲載短編
[編集]- 君よ糞土の河を渉れ(文藝春秋『オール讀物』2010年7月号)
- モンチーからの手紙(文藝春秋『別冊文藝春秋』2011年5月号、2011年7月号)
- 東京猫大学(光文社『小説宝石』2018年4月号)
- 七月の狂れた夜(新潮社『小説新潮』2020年8月号)
- 冷たい光(新潮社『小説新潮』2021年8月号)
出典
[編集]- ^ 『粘膜黙示録』文春文庫・2016年2月 29ページより。
- ^ “青春の屈折、グロテスクに 飴村行さん新刊「爛れた闇の帝国」”. asahi.com. 2012年1月29日閲覧。
- ^ “日本ホラー小説大賞 受賞作品リスト”. webKADOKAWA. 2012年1月25日閲覧。
- ^ “2010年 第63回 日本推理作家協会賞 長編及び連作短編集部門”. 日本推理作家協会. 2012年1月29日閲覧。
- ^ 「ゴルゴダ」を改題。
- ^ 「曳光 マアメイド」を改題。
- ^ 「荊冠 マアメイド」を改題。
- ^ 「裂果 マアメイド」を改題。
- ^ 「マアメイド」を改題。