飛坎年
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飛坎年 (ひかんねん)とは、歳徳神が通常とは異なる方位を遊行する年とされている。これにより、その年の恵方は通常とは異なり「北」(0°)となる。次の飛坎年は2028年である。
概要
[編集]通常の規則に従えば、飛坎年の訪れる年は十干における癸の年であるため「丙」が恵方となるが、飛坎年には「坎」より歳徳神が訪れるとされており「北」が恵方となる。[1]
歳徳神が在する方位(すなわち恵方)は、通常その年の十干によって4種の方位から規則的に10年周期で決定されるが、飛坎年に関しては例外的に「坎」、すなわち「真北」が恵方となる。[2]
飛坎年は3600年周期で戊申の年に訪れるため、西暦2028年の次の飛坎年は西暦5628年である。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “干支②方位神(ほういじん)”. www.ndl.go.jp. 2024年9月18日閲覧。
- ^ 『日本の方位神大全』(1974年)