風間計博
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風間 計博(かざま かずひろ、1964年 - )は、日本の文化人類学者。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。
人物・経歴
[編集]東京都生まれ。埼玉県育ち[1]。東北大学理学部卒業[2]。システム・エコロジー研究室出身[3]。上智大学大学院理工学研究科生物科学領域修了、理学修士[4][5][3]。修士課程ではタイワンザルの生態学的研究を行った。その後、医学系出版社に3年間務め、編集の仕事に従事したのち[3]、総合研究大学院大学文化科学研究科修了、博士(文学)[2]。
1999年国立民族学博物館講師(中核的研究機関研究員)[3]。2000年筑波大学歴史・人類学系講師[2][3]。筑波大学准教授を経て、2012年京都大学大学院人間・環境学研究科教授[6]。2018年日本文化人類学会理事[7]。日本オセアニア学会賞受賞[8]。
著書
[編集]- 『「二重の窮乏」下の平等理念:現代世界とキリバス南部環礁の社会生活』総合研究大学院大学 1998年
- 『窮乏の民族誌:中部太平洋・キリバス南部環礁の社会生活』大学教育出版 2003年
- 『強制移住と怒りの民族誌:バナバ人の歴史記憶・政治闘争・エスニシティ』明石書店 2022年
脚注
[編集]- ^ グローカリゼーションとオセアニアの人類学風響社
- ^ a b c アジア理解講座のお知らせ2001年度アジア理解講座第2期「境界の消滅と生成―東南アジア島嶼部・オセアニア諸国の現在」 日本オセアニア学会
- ^ a b c d e 風間 計博 (かざま かずひろ)教授京都大学
- ^ 風間 計博 カザマ カズヒロ 人間・環境学研究科 共生文明学専攻文化・地域環境論講座 教授 京都大学
- ^ 上智大学理工学部創設50周年記念誌
- ^ 強制移住と怒りの民族誌―バナバ人の歴史記憶・政治闘争・エスニシティ 紀伊國屋書店
- ^ 委員歴 京都大学
- ^ 受賞 京都大学