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須藤隆仙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

須藤 隆仙(すどう りゅうせん、1929年11月28日[1] - 2018年12月12日)は、浄土宗の僧侶、歴史家、民俗学者、宗教学者。

略歴

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1929年に北海道上磯町(現在の北斗市)にて生まれる[2]大正大学仏教学部卒業[2]中外日報函館支局長などを経て、函館市称名寺住職[3]。南北海道の歴史を中心に多くの著作をなした。

2018年12月12日、肺炎のため死去[1]。89歳没[2]

著書

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  • 『北海道と宗教人』教学研究会 1965
  • 『日本仏教の北限』教学研究会 1966
  • 『函館のおいたち』みやま書房 1968
  • 『えぞ切支丹史』ぷやら新書刊行会 1969
  • 『北の夜話 道南伝説の旅』須藤たかし みやま書房(みやま文庫) 1970
  • 『南北海道を中心とする伝説考』山音文学会出版部 1970
  • 『北海道の伝説』山音文学会 1971
  • 『経典の知識100』新人物往来社 1978
  • 『函館の歴史』東洋書院 1980
  • 『道南意外史』南北海道史研究会 1982
  • 『仏教故事名言辞典』新人物往来社 1982
  • 『宗教人石川啄木』みやま書房 1986
  • 高田屋嘉兵衛 日露交渉の先駆者』国書刊行会 1989
  • 『青函文化史 初めて綴られた日本北辺の文化動向』東洋書院 1992
  • 『仏教用語事典』新人物往来社 1993
  • 『極楽浄土 生も死も悦べる世界』渓水社 1994
  • 『仏教ことわざ事典』新人物往来社 1995
  • 『仏教四文字熟語辞典』新人物往来社 1998
  • 『世界宗教用語大事典』新人物往来社 2004
  • 『仏教名言名句事典』新人物往来社 2008
  • 『箱館開港物語』北海道新聞社 2009
  • 『中世史の中の函館 合同公開講座函館学2009』 (函館学ブックレット) キャンパス・コンソーシアム函館・事務局 2010

共編著

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  • 『写真集明治大正昭和函館 ふるさとの想い出5』編. 国書刊行会 1978
  • 『函館の1000年 写真図説』編著 国書刊行会 1982
  • 箱館戦争のすべて』編 新人物往来社 1984
  • 『箱館戦争史料集』編 新人物往来社 1996
  • 『高田屋嘉兵衛のすべて』好川之範共編 新人物往来社 2008

脚注

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2018~2020』(日外アソシエーツ、2021年)p.304
  2. ^ a b c “須藤隆仙さん死去 郷土史関係者らから惜しむ声”. 函館新聞. (2018年12月19日). https://digital.hakoshin.jp/news/national/43112 2018年12月21日閲覧。 
  3. ^ 『高田屋嘉兵衛のすべて』著者紹介