須知徳平
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須知 徳平 (すち とくへい) | |
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誕生 |
1921年7月28日 岩手県 |
死没 | 2009年3月17日(87歳没) |
職業 | 小説家、児童文学作家 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 國學院大學 |
主な受賞歴 |
第3回講談社児童文学作品 第1回吉川英治賞 |
ウィキポータル 文学 |
須知 徳平(すち とくへい、本名:須知 茂(すち しげる)、1921年7月28日 - 2009年3月17日)は、日本の小説家・児童文学作家。
人物
[編集]1921年7月28日、岩手県出身。國學院大學専門部卒業。軍隊から復員後、岩手県や北海道で中学、高校の教師をしたのち上京する。
1962年、『ミルナの座敷』で講談社児童文学作品受賞(当時は佐川茂名義)、同作品はNHKのNHK少年ドラマシリーズ(1972年4月1日 - 4月29日放送)にもなった。
ほかには小林旭の監督で映画化された『春来る鬼』で、1963年毎日新聞社主催の第一回吉川英治賞を受賞(現在の吉川英治文学賞とは別)。のち盛岡大学教授も務めた。
初期は怪奇小説を得意としたが、のちに偉人伝などを書くようになった。
著書
[編集]- 『ミルナの座敷』講談社 1962 のち青い鳥文庫
- 『春来る鬼』毎日新聞社 1963 のち講談社文庫
- 『アッカの斜塔』東都書房 1964
- 『人形は見ていた』東都書房 1965
- 『おーい先生』秋元書房 1966
- 『カモシカ学級』毎日新聞社(毎日新聞少年少女シリーズ)1969
- 『ゾウがいた古い日本』千代田書房(子どものための文化財ものがたり 1)1970
- 『日本のこわい話』偕成社(少年少女類別民話と伝説)1971
- 『インカ帝国の悲げき ほろびゆく太陽神の王国の物語』偕成社(世界のこどもノンフィクション)1972
- 『日本の恐ろしい話』偕成社(少年少女類別民話と伝説)1972
- 『日本のかっぱ話』1973(少年少女講談社文庫)
- 『リンカーン』母と子の世界の伝記 集英社 1973
- 『妖怪ゆうれい物語 今昔物語ほか』偕成社 1973(世界の怪奇名作)1973
- 『日本神話集』少年少女世界名作全集 主婦の友社 1976
- 『ひとりぼっちのかわたろう』1976(小学館の創作民話シリーズ)
- 『野口英世』少年少女世界伝記全集 主婦の友社 1977
- 『石川啄木』母と子の世界の伝記 集英社 1978
- 『日本の秘境』1978(三省堂らいぶらりい)
- 『日本人のルーツ』1978(三省堂らいぶらりい)
- 『宮沢賢治』世界の伝記 ぎょうせい 1980
- 『豊臣秀吉』講談社の子ども伝記)1981
- 『マルコ=ポーロ』世界の伝記 ぎょうせい 1981
- 『源頼朝』さ・え・ら書房 1982(少年少女伝記読みもの)1982
- 『ながいながいひげの国』佑学社 1983
- 『新渡戸稲造の生涯』熊谷印刷出版部 1983
- 『福沢諭吉』世界の伝記 小学館 1983
- 『新渡戸稲造と武士道』青磁社 1984
- 『ユーカラ物語』世界ノンフィクション全集 ぎょうせい 1984
- 『もとめよ、さらばあたえられん 宗教家・思想家』ポプラ社(きみたちにおくる名言集)1988
- 『北を守る馬』青磁社 1989
- 『昨日、森影で』ツーワンライフ 2006
- 共著
翻訳
[編集]- 『伊達騒動(訳)教育社新書 1982
- 新渡戸稲造『武士道』(訳)講談社インターナショナル 1998
脚注
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