順正
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順正(じゅんしょう、生年不詳 - 永禄7年〈1564年〉)は、戦国時代の僧侶。桜井円光寺の十四代住職。
略歴
[編集]円光寺の住職で、永禄7年(1564年)三河一向一揆で重傷を負った順正は、自らを本證寺10代空誓と名乗り、加美古墳(安城市)の上で自決したと言う [1][2]。その壮絶な最後の有様は、『参河門徒兵乱記』によって伝えられている [3]。空誓は順正の身代わりによって逃れることが出来たという。
脚注
[編集]- ^ 吉川弘文館 1975, p. 51.
- ^ “加美古墳”. 2022年12月1日閲覧。
- ^ 新編岡崎市史編さん委員会 1983, p. 143.
参考文献
[編集]- 『一向一揆の基礎構造: 三河一揆と松平氏』(吉川弘文館 、1975年、51p)
- 『新編岡崎市史』(新編岡崎市史編さん委員会、1983年、143p)