音羽家
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音羽家 | |
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家祖 |
音羽正彦 (朝香宮鳩彦王第2王子) |
種別 | 華族(侯爵) |
主な根拠地 | 東京市芝区三田台町 |
凡例 / Category:日本の氏族 |
音羽家(おとわけ[1])は、朝香宮鳩彦王の第2王子で臣籍降下した音羽正彦が創設した華族の侯爵家[1]。
歴史
[編集]朝香宮鳩彦王の第2王子正彦王は、昭和11年4月に請願に依り臣籍降下して音羽の家名を賜り[1][2]、4月1日に華族の侯爵に列せられた[3]。夫人は大谷尊由次女益子[1]。住居は東京市芝区三田台町にあった[2]。
正彦は海軍兵学校を卒業後、海軍将校となったが[4]、昭和19年に南洋方面で戦死し、海軍少佐に進級したが、後嗣がなかったため音羽家は絶家となった[1]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 霞会館華族家系大成編輯委員会 1996, p. 395.
- ^ a b 華族大鑑刊行会 1990, p. 59.
- ^ 小田部雄次 2006, p. 364.
- ^ 華族大鑑刊行会 1990, p. 59-60.
参考文献
[編集]- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成 上巻』霞会館、1996年(平成8年)。ISBN 4-642-03670-9。
- 華族大鑑刊行会『華族大鑑』日本図書センター〈日本人物誌叢書7〉、1990年(平成2年)。ISBN 4-8205-4034-3。
- 小田部雄次『華族 近代日本貴族の虚像と実像』中央公論新社〈中公新書1836〉、2006年(平成18年)。ISBN 4-12-101836-2。