面積ブロック
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面積ブロック(めんせきブロック)は、配置された数字をもとに盤面を分割するペンシルパズルである。
このパズル自体はあまり掲載されていないが、多くの派生パズルを生み出している。
ルール
[編集]- 盤面をいくつかのブロックに分ける。
- 各ブロックには数字が1つ入る。
- 数字はブロックの面積を示す。
歴史
[編集]面積ブロックはパズル通信ニコリ28号で発表された。作者の武井助義は、ポリオミノからこのパズルを発想した[1]。
27号に四角に切れが掲載されていたことから、最初はその派生パズルと考えられていた。
このパズル自体はすぐに掲載されなくなったが、ぬりかべなど多くの派生パズルが生まれている。
派生パズル
[編集]- 囲いこみ・ふたりブロック
- 囲いこみはニコリ29号、ふたりブロックはニコリ72号に掲載。1つのブロックに入る数字が2つになっている。
- ぬりかべ
- ニコリ33号に登場。線の代わりに黒ますで盤面を分割する。
- 面積ブロックII
- ニコリ35号に掲載。同じ面積のブロックは辺を共有しないというルールが追加された。フィルオミノの祖先とも考えられる。
- タタミ面積ブロック
- ニコリ37号に掲載。当時多く投稿されていた「タタミ」のルール(ブロックが幅1の長方形・線が十字にならない)と組み合わせられた。
- フィルマット
- ニコリ42号に「四色タタミ面積ブロック」の名前で掲載、のちに改名。上記のタタミ面積ブロックに面積ブロックIIのルールを組み合わせたもの。
脚注
[編集]- ^ 『オモロパズル大全集』P.12
参考文献
[編集]- 『オモロパズル大全集』ニコリ ISBN 4-89072-406-0