面使いあかり
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面使いあかり | |
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ジャンル | アクション |
小説 | |
著者 | 霜橋とんぺい |
イラスト | 木佐貫玉枝 |
出版社 | 文芸社ビジュアルアート |
刊行期間 | 2008年 - |
巻数 | 既刊1巻(2008年12月現在) |
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『面使いあかり』(めんつかいあかり)は、霜橋とんぺい/著・木佐貫玉枝/イラストによる日本のライトノベル。2008年12月に文芸社ビジュアルアートより刊行されている。
概要
[編集]面使い(見習い)と呼ばれる主人公、水瀬あかりが、最初はそのチカラに後ろ向きだったながらも、いろいろな人と出会い、真の面使いを目指すストーリー。作中前半と後半で展開が異なり、主人公が活躍を見せ始めるのは後半の〈面使い試験〉開始からである。
現代の日本のどこかをモチーフに描かれ、〈面使い〉というやや魔女っ子的な世界を思わせつつ、〈リズム〉という特殊な力を使った戦闘、また拳銃などによる銃撃戦もあり、独特な構成・展開を見せる。
登場人物
[編集]- 水瀬あかり(みなせ あかり)
- 面の力を引き出せる面使いの主人公。14歳の中学2年生で面影中学校に通う。まだ面使いの見習いで、正式な面使いとなる為に試験を受ける。
- ヌウィ (NUIT)
- 警察が手を焼く難事件を鮮やかに解いてきた経歴を持つ〈名〉と呼ばれる探偵。基本的にメールや電話のやりとりのみで事件を解決に導く安楽いす型。
- 橘鉄平(たちばな てっぺい)
- ヌウィの助手。コルトガバメントの2丁拳銃と〈リズム〉を使った足技で様々な戦闘をこなすプロフェッショナル。落書き事件をきっかけに水瀬あかりに協力することになる。
- 水瀬ちさと(みなせ ちさと)
- あかりの母。52代目の面使い継承者。面使いとしての自覚を持たせるべく、あかりに面使い試験を課す。
- 桜庭早苗(さくらば さなえ)
- あかりのクラスメイト。テニス部に所属し、英語が得意。
用語
[編集]- 面
- 様々なものの顔を模した道具。それには多種多様の願いが込められているとされる。作中では面使いに代々伝わる六つの面(六大面)とアニメなどのキャラクターを模した面(キャラ面)が登場する。
- 面使い
- 面に秘められた力を引き出すことが出来る者。第52代目までが正式に継承されている。
- リズム
- 心と体の間を流れ、意志をより強く行動(ふるまい)へと移す力。面使いのチカラとも関係がある。
登場面
[編集]六大面
[編集]面使いに代々伝わる六つの面。
- 双角鬼(そうかくき)
- 二本の角に牙のある鬼の面。人の素早さと力を増幅できる。六つの中で一番扱いにくい。
- 漆黒ノ猫(しっこくのねこ)
- 黒猫を模した面。人の視界や監視カメラに映らなくなる。うまく使えばリズムも消せる。
- 霞天狗(かすみてんぐ)
- 真っ赤な顔の天狗を模した面。空を飛ぶことができる。熟練するほど速く飛べる。
- 銀狐(ぎんぎつね)
- 白銀色の狐の面。人に幻を信じ込ませることができる。一人一人に対してではなく一定範囲にいる人に対して影響する。
- 火男(ひょっとこ)
- ひょっとこの面。口から火を吹くことができる。熟達すれば出す炎の形状を自由に変えられる。
- 阿亀(おかめ)
- おたふくの面。体力や精神力を人から人へ移すことができる。非攻撃系の面だが、使い方によっては恐ろしい。
キャラ面
[編集]お祭り、縁日などで売っているようなプラスチック製の薄い面。一度使うと壊れてしまう。
- 魔法少女
- 昔の魔法使いのヒロインの面。あかりが自分の部屋の隅で見つける。部屋の片付けをして、壊れた。
- ウルトラマン
- 3分だけの巨大戦士。スペシウム光線を放つことができる。威力は不明。
- 魔女キキ
- 赤いリボンの魔女。長い棒にまたがって空を飛んだ。猫と喋れるかは不明。
- アラレちゃん
- 紫の髪の眼鏡っ娘。思いっきり地面に拳を打ちつけると、地面にひびが入る。どこまで割れるかは不明。
外部リンク
[編集]- [whitemoon130057.blog.fc2.com/ 著者ブログ『暁の白月'BOOST』]