静かなる侵蝕
| 静かなる侵蝕 | |
|---|---|
| Encounter | |
| 監督 | マイケル・ピアース |
| 脚本 |
マイケル・ピアース ジョー・バートン |
| 製作 |
ドミトリー・ドガニス デリン・シュレシンジャー ピアース・ヴェラコット |
| 製作総指揮 |
フレッド・バーガー ダニエル・バトセク キャサリン・バトラー ケイト・チャーチル ジェニー・ヒンキー ザンダー・レヴィ オリー・マッデン ジュリア・オー |
| 出演者 |
リズ・アーメッド オクタヴィア・スペンサー ロリー・コクレーン ジャニナ・ガヴァンカー |
| 音楽 | ジェド・カーゼル |
| 撮影 | ベンジャミン・クラカン |
| 編集 | マヤ・マフィオリ |
| 製作会社 |
Amazonスタジオ オートマティック・エンターテインメント ビッグ・インディー・ピクチャーズ フィルム4・プロダクションズ Raw |
| 配給 |
 Amazonスタジオ |
| 公開 |
 2021年12月3日（劇場公開）2021年12月10日（配信） |
| 上映時間 | 108分[1] |
| 製作国 |
アメリカ合衆国.svg){kind=small} イギリス |
| 言語 | 英語 |
『静かなる侵蝕』（しずかなるしんしょく、原題:Encounter）は2021年に公開されたアメリカ合衆国・イギリス合作のSF映画である。監督はマイケル・ピアース、主演はリズ・アーメッドが務めた。
概略
[編集]元海兵隊員のマリク・カーンは別れた妻（ピヤ）が養育していた2人の息子たち（ジェイとボビー）の前に突然姿を現した。マリクは2人を小旅行へと連れだしたが、その道中、マリクが警察官の尋問を受けるという一件があった。その様子を見た2人が怯え切ってしまったため、マリクはやむを得ず「事実」を告げることにした。現在、地球は人体に寄生して増殖するエイリアンの襲撃を受けており、人類は存亡の危機にある。そして、ピヤは既にエイリアンに寄生されており、マリクはジェイとボビーだけでも安全な場所に連れて行こうとしているのだと。
この話を聞いたジェイはマリクと共に何としてでも生き残ると覚悟を決めたが、旅の途中で父親に隠されたある真実を知ることになってしまう。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替。
- マリク・カーン：リズ・アーメッド（山本兼平）
- ハッティ・ヘイズ：オクタヴィア・スペンサー（土井真理）
- シェパード・ウェスト：ロリー・コクレーン（白熊寛嗣）
- ピヤ：ジャニナ・ガヴァンカー
- ジェイ・カーン：ルシアン＝リヴァー・チョウハン（ニケライ・ファラナーゼ）
- ボビー・カーン：アディティア・ゲッダダ（渡谷美帆）
- ディラン：ミーシャ・コリンズ
- ランス・ダン：シェーン・マクレー
- ラウル：アントニオ・ハラミーヨ
- グラント：キース・ザラバッカ
- ドワイト・マッキンリー：ブレナン・キール・クック
- カート・マッキンリー：ビル・ダウズ
製作・音楽
[編集]2018年10月26日、マイケル・ピアース監督の新作映画『Invasion』の製作が始まったと報じられた[2]。2020年7月29日、リズ・アーメッドとオクタヴィア・スペンサーが本作に主演するとの報道があった[3]。9月、ジャニナ・ガヴァンカーの出演が決まった[4]。10月2日、ロリー・コクレーンの起用が発表された[5]。11月23日、ルシアン＝リヴァー・チョウハンがキャスト入りした[6]。
2021年8月24日、ジェド・カーゼルが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[7]。12月17日、レイクショア・レコーズが本作のサウンドトラックを発売した[8]。
公開・マーケティング
[編集]2021年9月3日、本作はテルライド映画祭でプレミア上映されたが、その際、タイトルが『Invasion』から『Encounter』に変更された[9]。9日、本作のティーザー・トレイラーが公開された[10]。10日には、第46回トロント国際映画祭で本作の上映が行われた[11]。11月18日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[12]。
評価
[編集]本作に対する批評家の評価は平凡なものに留まっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには116件のレビューがあり、批評家支持率は57%、平均点は10点満点で6点となっている[13]。また、Metacriticには24件のレビューがあり、加重平均値は57/100となっている[14]。
出典
[編集]- ^ “静かなる侵蝕”. 映画.com. 2022年1月9日閲覧。
- ^ “'Beast' director Michael Pearce boards 'Invasion' for Raw, Film4 (exclusive)”. Invasion (2018年10月26日). 2022年1月6日閲覧。
- ^ “Riz Ahmed, Octavia Spencer & Amazon Board Sci-Fi Thriller ‘Invasion’ From Raw, Film4, Rising UK Director Michael Pearce”. Deadline.com (2020年7月29日). 2022年1月6日閲覧。
- ^ “Janina Gavankar Starring In & Writing Femme Monster Movie For 108 Media; ‘The Way Back’ Actress Also Joins Amazon’s ‘Invasion’”. Deadline.com (2020年9月18日). 2022年1月6日閲覧。
- ^ “‘Argo’ Star Rory Cochrane Joins Amazon Thriller ‘Invasion’ With Riz Ahmed & Octavia Spencer”. Deadline.com (2020年10月2日). 2022年1月6日閲覧。
- ^ “Lucian-River Chauhan Joins Riz Ahmed & Octavia Spencer In Amazon Thriller ‘Invasion’”. Deadline.com (2021年11月23日). 2022年1月9日閲覧。
- ^ “Jed Kurzel Scoring Michael Pearce’s ‘Encounter’”. Film Music Reporter (2021年8月24日). 2022年1月9日閲覧。
- ^ “‘Encounter’ Soundtrack Released”. Film Music Reporter (2021年12月17日). 2022年1月9日閲覧。
- ^ “Telluride Film Festival: Will Smith’s ‘King Richard’, Peter Dinklage Musical ‘Cyrano’, Joaquin Phoenix In ‘C’mon C’mon’, Ken Branagh’s ‘Belfast’ Set To Premiere”. Deadline.com (2021年9月1日). 2022年1月9日閲覧。
- ^ “Encounter - Official Teaser Prime Video”. YouTube (2021年9月9日). 2022年1月9日閲覧。
- ^ “Toronto Festival Unveils ‘Dear Evan Hansen’ As Opening-Night Premiere, Zhang Yimou’s ‘One Second’ As Closer; Check Out First Slated Films”. Deadline.com (2021年7月20日). 2022年1月9日閲覧。
- ^ “Encounter – Official Trailer Prime Video”. YouTube (2021年11月18日). 2022年1月9日閲覧。
- ^ “Encounter”. Rotten Tomatoes. 2022年1月9日閲覧。
- ^ “Encounter (2021)”. Metacritic. 2022年1月9日閲覧。