青葉益輝
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青葉 益輝(あおば ますてる、1939年7月18日 - 2011年7月9日[1])は、日本のグラフィックデザイナー。
人物
[編集]1960年代以降の日本のグラフィックデザインの第一人者として知られ、「環境」や「平和」をテーマにした作品が多く、東京都のごみ問題をテーマにしたポスターや、平和の大切さを訴える自主制作の作品など、社会性の強い活動に取り組んだ。
主な作品には長野オリンピックの第1回公式ポスター、核兵器の廃絶や平和を呼びかけるポスター「ヒロシマ・アピールズ」(2008年)などがある。
晩年は自然やエコなどをテーマにした活動を積極的に行っていた。国際グラフィック連盟(AGI)会員、東京ADC委員、JAGDA理事や東京造形大学客員教授を務めた。
2011年7月9日、食道がんによって東京都内の病院で死去。71歳没[1]。
年譜
[編集]- 1939年 - 東京府に生まれる。
- 1958年 - 海城高等学校を卒業。
- 1962年 - 桑沢デザイン研究所を卒業。
- 1963年-1964年 - 朝日広告賞・準朝日広告賞を受賞。
- 1969年 - A&A青葉益輝広告制作室を設立。
- 1982年 - ブルノ国際グラフィックデザイン・ビエンナーレグランプリ
- 1987年 - ワルシャワ国際ポスター・ビエンナーレ金賞
- 1992年 - ニューヨークADC国際展金賞
- 1993年 - 1998年長野冬季オリンピック第一回公式ポスター制作
- 1995年 - 日本宣伝賞山名賞
- 2003年 - NYADC展ポスター制作
- 2006年 - 紫綬褒章受章[2]
- 2011年 - 死去
脚注
[編集]- ^ a b 時事ドットコム:青葉益輝氏死去(グラフィックデザイナー)
- ^ “平成18年春の褒章受章者 東京都” (PDF). 内閣府. p. 2 (2006年4月29日). 2006年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月13日閲覧。