青浦教案
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青浦教案(せいほきょうあん)は、1848年に江蘇省松江府青浦県で発生した教案(反キリスト教事件)。
3月8日、イギリスのロンドン伝道会の宣教師であるウォルター・ヘンリー・メドハースト、ウィリアム・ロックハート、ウィリアム・ミュアーヘッドらが規定に違反して、青浦県で布教活動を行い住民とトラブルになった。補償のために上海道台麟桂とイギリス領事ラザフォード・オールコックとの間で協議が行われ、11月27日に協定が成立した。内容は上海のイギリス租界の西の境界を泥城浜(現在の西蔵中路)に移すもので、これによりイギリス租界は2800畝拡大された。
この事件は近代中国で最初の教案であった。