青春は痛いっス
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『青春は痛いっス』(せいしゅんはいたいっス)は、筒井旭による日本の漫画作品。「マーガレット」(集英社)にて1996年17号から1999年3・4合併号まで連載されていた。作者にとっては初連載作品である。単行本全5巻。
あらすじ
[編集]とてつもない怪力の持ち主・セツが卓球部のマネージャーとなり、騒動を繰り広げる。勘違いと行違い満載のラブコメディ。
登場人物
[編集]- 嵐山 セツ(あらしやま せつ)
- 1年。5歳の頃、兄のせいで事故に遭い退院後には怪力になっていたという。
- 実幸と、自分が思い描いていた「運命の出会い」を果たし、一目惚れ。顔は可愛いが、性格に難あり。
- 北別府 実幸(きたべっぷ みゆき)
- 2年。卓球部所属。中学2年生の時、関東大会で優勝した。セツに一目惚れされ、初めは困っていたが、可憐な容姿との狭間で揺れ動く。味覚音痴。
- 嵐山 京太郎(あらしやま きょうたろう)
- 3年。セツの兄。卓球部部長。
- 御園 たま子(みその たまこ)
- 1年。京太郎のことが好き。セツの巻き添えで卓球部のマネージャーになる。
- 吉良 輝夫(きら てるお)
- 2年。実幸の親友。卓球部所属。セツに想われる実幸を温かく見守る。
- 自分につきまとう流星を鬱陶しく思っていたが、女装した彼を本人だと気づかずに好きになってしまう。
- 大磯 波平(おおいそ なみへい)
- 1年。セツ・京太郎のいとこ。「熱血野郎」フェチで、熱い男を見ると興奮する。ただし、ゲイではない。
- 小軽米 流星(こかるまい りゅうせい)
- 1年。ボクシング部のホープだったが、吉良のことを好きになり卓球部に移った。かなり小柄。
- 小軽米 昴(こかるまい すばる)
- 3年。流星の兄。ボクシング部部長。京太郎と仲が良い。卓球部員一同に振り回される。
- 蜂ヶ谷 吉彦(はちがや よしひこ)
- セツ等より1学年下。ゲイ。中学生の時、練習試合で見かけた実幸のことを好きになる。
- 二階堂 奈月(にかいどう なつき)
- セツ等より1学年下。小軽米兄弟のいとこ。女装時の流星とそっくり。ドジでよく転ぶ。波平のことを好きになる。
- 嵐山家の父
- 何を考えているのかさっぱり分からない、嵐山家の大黒柱。成田山のお守りがトレードマーク。
書誌情報
[編集]- 筒井旭『青春は痛いっス』 集英社〈マーガレットコミックス〉、全5巻
- 1997年4月発行、ISBN 4-08-848639-0
- まいりました!
- 1997年9月発行、ISBN 4-08-848707-9
- けっこうなおてまえで
- 1998年3月発行、ISBN 4-08-848768-0
- 1998年9月発行、ISBN 4-08-848858-X
- 1999年5月発行、ISBN 4-08-847063-X
- 1997年4月発行、ISBN 4-08-848639-0