青山茂
表示
青山 茂(あおやま しげる、1924年5月9日[1] - 2013年11月6日)は、日本の新聞記者、評論家。帝塚山短期大学名誉教授。専門は日本文化史[2]。
経歴
[編集]大阪府出身。旧制郡山中学校、旧制松山高等学校文科卒、1948年京都帝国大学法学部卒。1950年に毎日新聞社に入社し、奈良支局で11年間美術文化担当記者。大阪本社学芸部副部長、編集局部長を経て退社。1976年帝塚山短期大学教授。1995年定年、名誉教授。古都調査保存協力会長、奈良国立博物館評議員、飛鳥資料館運営協議会長。奈良学を提唱した。
著書
[編集]- 『奈良』保育社〈カラーブックス〉1962年
- 『平城京時代』河出書房新社 1965年
- 『掘り出された奈良の都 平城京時代』河出書房新社 1976年
- 『大和歴史散策』(全4巻)保育社〈カラーブックス〉1979年 - 1980年
- 『大和寸感 奈良・大和路の昭和春秋』青垣出版 2005年
共著・編著
[編集]- 『大和古寺巡礼』川副武胤、平岡定海共著、社会思想社〈現代教養文庫〉1962年
- 『仏像』入江泰吉共著 保育社〈カラーブックス〉1966年
- 『奈良の年中行事』入江泰吉共著 保育社〈カラーブックス〉1968年
- 『東大寺』入江泰吉共著 保育社〈カラーブックス〉(奈良の寺シリーズ)1970年
- 『仏像』入江泰吉共著 保育社〈カラーブックスデラックス版〉1972年
- 『斑鳩の匠 宮大工三代』西岡常一共著 徳間書店 1977年、平凡社ライブラリー 2003年
- 『南都の匠 仏像再見』辻本干也共著 徳間書店 1979年
- 『正倉院の匠たち』(編)草思社 1983年
- 『木のこころ 仏のこころ』西岡常一、松久朋琳述(聞き手・青山)春秋社 1986年、新版1994年・2006年
- 『奈良の街道筋』沢田重隆絵 草思社 1989年 - 1991年
脚注
[編集]- ^ 【訃報】「奈良学」を提唱 青山 茂 帝塚山短期大学名誉教授 帝塚山大学(2016年9月15日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 文化財人名事典(あ行)
- ^ 訃報:青山茂さん 89歳=帝塚山短大名誉教授、奈良学研究家 毎日新聞 - archive.today(2013年11月7日アーカイブ分)