青少年向け中国語検定試験
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青少年向け中国語検定試験(せいしょうねんむけちゅうごくごけんていしけん、英: Youth Chinese Test, YCT)は中国政府が実施する国際的な中国語(北京語・普通話)検定試験で、日本では母語が中国語ではない若者(29歳以下)を受験対象者としている。中国政府が実施するBCT、HSKと並ぶ国際標準中国語試験である。シンガポール、アメリカ、韓国、オーストラリア、欧州各国、アジア各国など世界の主要国や中国国内でも実施している。日本では、2007年から実施している。
出題内容
[編集]- 「1級」:計30分
- ヒアリング(試験時間約10分、出題数20問/満点100点)
- 4部構成。短い文章や会話などを聞き、問題の図を見て判断や適切な解答を選択する問題。録音は2回流される。
- 読解(15分、15問/100点)
- 3部構成。文や図などを見て、適切な言葉を選択する問題。
- 解答用紙に記入時間(5分)
- ヒアリング(試験時間約10分、出題数20問/満点100点)
- 「2級」:計45分
- ヒアリング(試験時間約15分、出題数20問/満点100点)
- 4部構成。短い文章や会話などを聞き、問題の図を見て判断や適切な解答を選択する問題。録音は2回流される。
- 読解(25分、20問/100点)
- 4部構成。文や図などを見て、適切な言葉を選択する問題。
- 解答用紙に記入時間(5分)
- ヒアリング(試験時間約15分、出題数20問/満点100点)
- 「3級」:計55分
- ヒアリング(試験時間約20分、出題数35問/満点100点)
- 4部構成。短い文章や会話などを聞き、問題の図を見て判断や適切な解答を選択する問題。録音は2回流される。
- 読解(25分、25問/100点)
- 4部構成。文や図などを見て、適切な言葉を選択する問題。
- 解答用紙に記入時間(10分)
- ヒアリング(試験時間約20分、出題数35問/満点100点)
- 「4級」:計80分
- ヒアリング(試験時間約30分、出題数40問/満点100点)
- 4部構成。短い文章や会話などを聞き、問題の図を見て判断や適切な解答を選択する問題。録音は2回流される。
- 読解(25分、30問/100点)
- 4部構成。文や図などを見て、適切な言葉を選択する問題。
- 作文(15分、2問/100点)
- 並べ替えと簡単な漢字を書く問題
- 解答用紙に記入時間(10分)
- ヒアリング(試験時間約30分、出題数40問/満点100点)
受験料
[編集]- 各等級:2,500円
試験会場
[編集]東京、大阪、福岡
評価基準
[編集]4級 | 生活、学習の中での基本的なコミュニケーションができて、旅行の時、偶然出会った会話にも受け答えすることができる。 |
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3級 | 熟知している日常話題について直接コミュニケーションができる。 |
2級 | 基本語句と簡単な文章を書く能力がある。 |
1級 | 最も基本的な語彙力と、簡単なコミュニケーション能力がある。 |
点数と等級
[編集]級 | 4級 | 3級 | 2級 | 1級 |
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ヒアリング・読解の点数(満点) | 100 | 100 | 100 | 100 |
読解の点数(満点) | 100 | 100 | 100 | 100 |
作文の点数(満点) | 100 | - | - | - |
総得点 | 300 | 200 | 200 | 200 |
合格点 | 180以上 | 120以上 | 120以上 | 120以上 |
1級~4級毎に受験可能。1級~4級毎に合否判定の結果、認定書が発行される。数字が大きいほど上級。