青やからわたったんや
青やからわたったんや | |
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ジャンル | テレビドラマ |
原作 | 寺田信義[1] |
出演者 |
湯浅和則 波田久夫 古林泉 藪本美加 ほか |
製作 | |
制作 | 関西テレビ放送 |
放送 | |
映像形式 | カラー放送[2](演出上、モノクロとカラーの混在で構成した「パートカラー」番組[1]) |
音声形式 | モノラル放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1968年11月30日 [2] |
放送時間 | 16:00 - 17:00 [2] |
放送分 | 60 [2]分 |
回数 | 1 |
特記事項: 関西テレビ放送開局10周年記念番組 全編オールロケーション作品 明治百年記念芸術祭参加作品 第23回芸術祭テレビドラマ部門奨励賞を受賞[3] |
『青やからわたったんや』(あおやからわたったんや)は、1968年11月30日に関西テレビ放送が開局10周年記念番組として制作し、フジテレビ系列局で放送された、日本のテレビドラマである。全編オールロケーション作品。カラー放送であるが、演出上、モノクロとカラーの混在で構成している「パートカラー」番組である[1]。明治百年記念芸術祭参加作品。第23回芸術祭奨励賞(テレビドラマ部門)を受賞[3]。
以下の文は、放送日の朝日新聞 東京版及び大阪版共に朝刊 P.9 テレビ欄 番組表及び番組紹介記事(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)を基に記載したものである。
概要
[編集]関西テレビ放送の開局10周年記念番組として制作したドラマである。
青信号で横断歩道を渡っていて、車にひき逃げではねられて死亡した幼女の兄を主人公に、交通道徳の無視がもたらす悲劇と、その為に傷つき大人への不信を深めて歪んでいく、少年の心を克明に描いたドラマである[1][4]。
全編オールロケーション作品で[1]、制作には、尼崎市、尼崎市消防局、尼崎市立西小学校、尼崎市立西幼稚園等の協力を得て行われた[4]。
カラー放送であるものの、演出上カラーとモノクロの部分を混在させて、ドキュメンタリータッチで描いている「パートカラー」による制作を行っている[1]。
明治百年記念芸術祭参加作品。第23回芸術祭テレビドラマ部門奨励賞を受賞[3]。
ストーリー
[編集]尼崎市大浜通りの交差点で、横断歩道を渡ろうとした幼女 湯浅ミカが、信号無視の自動車に跳ねられて死亡した。ミカの兄の貫太は、「青やったんや、青だからわたったんや」と叫び続けた。ミカを跳ねた車は、水色のライトバンということだけがわかっていた。貫太はポンコツ車置場や町工場を訪ね歩き、ガリ版刷りの手紙を信号待ちの車に渡して、無事故運転を訴えるのだった[1]。
原作
[編集]配役
[編集]ほか
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l 朝日新聞 1968年11月30日 東京版朝刊 P.9 テレビ欄 番組紹介記事「青やからわたったんや」(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
- ^ a b c d 朝日新聞 1968年11月30日 東京版及び大阪版共に朝刊 P.9 テレビ欄 番組表及び番組紹介記事(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
- ^ a b c 文化庁芸術祭賞受賞一覧(第21~30回,PDF)(文化庁のサイト)(2024年7月16日閲覧)
- ^ a b 朝日新聞 1968年11月30日 大阪版朝刊 P.9 テレビ欄 番組紹介記事「強い大人への不信『青やからわたったんや』」(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)