霧村悠康
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霧村 悠康(きりむら ゆうこう[1]、1953年 - )は日本の小説家、医師、画家。本名・木本安彦。奈良県生まれ。[2]
大阪大学医学部卒業後、大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍。腫瘍免疫学および生命科学に関する論文も多数発表している。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。[3]
『摘出―つくられた癌』が第22回新風舎出版賞フィクション部門最優秀賞を受賞。以降、医療ミステリーを多数発表。2013年以降は主に電子書籍(アドレナライズ)で作品を発表している。
著書
[編集]黒いカルテシリーズ
[編集]- 摘出―つくられた癌(2005年10月 新風舎)
- 昏睡―かくされた癌(2006年9月 新風舎)
- 【加筆・修正】昏睡 完全版―かくされた癌(2007年12月 新風舎文庫)
- 【改題・修正】昏睡―黒いカルテ(2010年2月 静山社文庫)
- 【加筆・修正】昏睡 完全版―かくされた癌(2007年12月 新風舎文庫)
- 細菌感染―つくられたカルテ(2007年7月 新風舎文庫)
- 【改題・加筆・新編集】教授室―黒いカルテ(2010年5月 静山社文庫)
女医・倉石祥子(祥子&乱風)シリーズ
[編集]- 特効薬 疑惑の抗癌剤(2008年7月 二見文庫)
- 死の点滴(2009年1月 二見文庫)
- 黒い研究室(2009年7月 二見文庫)
- 感染爆発(パンデミック)―恐怖のワクチン(2010年5月 二見文庫)
- 女医・倉石祥子 死の病室(2012年3月 二見文庫)
- 死の最終診断(2013年4月 アドレナライズ)
副作用解析医・古閑志保梨シリーズ
[編集]- 透白の殺意(2008年11月 ぶんか社文庫)
- 悪魔の爪痕(2009年2月 ぶんか社文庫)
- 脳漿溶解(2009年5月 ぶんか社文庫【上・下】)
- 内視鏡検査室(2010年4月 ぶんか社文庫)
- 腐肉の処方箋(2011年2月 ぶんか社文庫)
美人内科医・南野由利香シリーズ
[編集]- 暗闇―美人内科医南野由利香(2010年12月 静山社文庫)
- 覚醒―美人内科医南野由利香(2011年6月 静山社文庫)
シリーズ外
[編集]- 瘢痕―殺意の陰に(2006年7月 文芸社)
- 全身麻酔(2008年10月 ぶんか社文庫)
- 脳内出血(2008年10月 だいわ文庫)
- 【改題・大幅加筆修正】医学論文捏造殺人事件(2013年9月 アドレナライズ)
- ロザリアの裁き(2009年3月 二見文庫)
- 細菌No.731(2009年3月 だいわ文庫)
- 吼える遺伝子(2009年10月 静山社文庫)
- 夜診(2010年8月 静山社文庫)
- 悪医の病棟(2012年4月 徳間文庫)
- 境界―最終治療と謎のカプセル(2012年5月 静山社文庫)
- 神魔の火焔(2014年4月 アドレナライズ)
映像化作品
[編集]出典・脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 霧流庵 - 公式サイト