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霊光郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
全羅南道 霊光郡
位置
各種表記
ハングル: 영광군
漢字: 靈光郡
日本語読み仮名: れいこうぐん
片仮名転写: ヨングァン=グン
ローマ字転写 (RR): Yeonggwang-gun
統計(2023年
面積: 473.69 km2
総人口: 51,750[1]
男子人口: 25,874 人
女子人口: 25,876 人
人口密度: 109.25 人/km2
世帯数: 27,602 世帯
行政
国: 大韓民国の旗 大韓民国
上位自治体: 全羅南道
下位行政区画: 3邑8面
行政区域分類コード: 46870
霊光郡の木: マツ
霊光郡の花: カラムラサキツツジ
霊光郡の鳥: カササギ
自治体公式サイト: 霊光郡
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霊光郡庁

霊光郡(ヨングァンぐん)は、大韓民国全羅南道の北西部にある郡である。黄海に面しており、また北辺を全北特別自治道に接している。

1986年から霊光原子力発電所が稼動し、現在では6基の原子炉がある韓国最大の原子力発電所である。また太陽光発電所の建設計画もある。

歴史

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  • 本来は百済の武尸伊郡であった。
  • 757年 - 武霊郡に改称されて高敞県茂松県長沙県を管轄した。
  • 940年高麗太祖23年) - 武霊郡が霊光郡に改称した。高敞県は古阜郡に編入され、功城郡が長城県に降格され、その属県だった森溪県と一緒に霊光の属県となり、押海郡の属県だった陸昌県臨淄県、務安郡の属県だった海際県咸豊県牟平県が霊光の属県となった。羅州の属県である押海県が霊光に編入されたが、間もなく羅州へ返還された。
  • 1172年 - 長城県と咸豊県が州県に昇格した。後に長沙県が州県に昇格し、茂松県が長沙に編入された。
  • 1392年 - 押海県が咸豊県に編入された。
  • 1409年 - 牟平県と咸豊県と合併して咸平県になった。この年に全羅道のすべての属県・所・部曲が廃止され、残っていた森溪県・陸昌県・臨淄県・大安郷・望雲郷・陳良部曲・弘農部曲・貢牙部曲がすべて廃止された。
  • 1895年には全州府霊光郡、1896年には全羅南道霊光郡となる。霊光郡が管轄していた島嶼は新設の智島郡に編入。(27面)
    • 東部面、西部面、道内面、南竹面、官山面、今麻面、奉山面、九水面、監所面、元山面、麻山面、外間面、馬村面、畝長面、黄良面、仏甲面、大安面(旧・大安郷)、望雲面(旧・望雲郷)、陳良面(旧・陳良部曲)、弘農面(旧・弘農部曲)、陸昌面(旧・陸昌県)、県内面、内東面、外東面、外西面、森南面、森北面(以上の6面は旧・森溪県)
  • 1906年 - 県内面・内東面・外東面・外西面・森南面・森北面が長城郡に、望雲面が務安郡にそれぞれ編入。(20面)
  • 1914年4月1日 - 郡面併合により、智島郡蝟島面・落月面が霊光郡に編入。霊光郡に以下の面が成立。[2](12面)
    • 霊光面・白岫面・弘農面・法聖面・大馬面・畝良面・仏甲面・郡西面・郡南面・塩山面・蝟島面・落月面
朝鮮総督府令第111号
朝鮮総督府令第111号
旧行政区画 新行政区画
霊光郡東部面、道内面 霊光面
霊光郡西部面、南竹面、官山面 郡西面
霊光郡今麻面、奉山面、九水面 白岫面
霊光郡塩所面、元山面 塩山面
霊光郡麻山面、外間面、陸昌面 郡南面
霊光郡畝長面、黄良面 畝良面
霊光郡大安面、馬村面 大馬面
霊光郡陳良面 法聖面
霊光郡弘農面 弘農面
霊光郡仏甲面 仏甲面
智島郡落月面 落月面
智島郡蝟島面 蝟島面

地理

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霊光郡は全羅南道西部の最北端に位置しており、東部の山岳地帯と西部の平野という特性を持ち、リアス式海岸が発達している。

夏は海洋性気候の影響により高温多湿、冬は大陸性気候により寒冷で乾燥している。日照時間が長く農作物の生産に適しており、風が強く降雪量が多い地域でもある。

行政

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行政区域図

行政区域

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邑・面 法定里
霊光邑 武霊里、白鶴里、南川里、道東里、校村里、連城里、月坪里、丹朱里、徳湖里、新月里、良坪里、臥龍里、桂松里、立石里、牛坪里、緑沙里、鶴丁里、松林里、新河里
白岫邑 九岫里、吉龍里、論山里、大新里、大田里、栢岩里、上沙里、薬水里、良城里、荘山里、竹寺里、芝山里、川馬里、天定里、下沙里、学山里、虹谷里
弘農邑 可谷里、桂馬里、丹徳里、上下里、城山里、新石里、月岩里、真徳里、七谷里
法聖面 大徳里、徳興里、法聖里、三堂里、新庄里、用徳里、龍城里、月山里、笠巌里、鎮内里、化千里
大馬面 南山里、福坪里、城山里、松竹里、元興里、月山里、洪橋里、禾坪里
畝良面 徳興里、三鶴里、三孝里、新川里、連岩里、嶺陽里、雲堂里、月岩里
仏甲面 建武里、金鶏里、鹿山里、母岳里、放馬里、富春里、生谷里、順龍里、双雲里、顔孟里、牛谷里、鷹峰里、自秘里
郡西面 加沙里、南渓里、南竹里、徳山里、馬邑里、晩谷里、万金里、梅山里、甫羅里、松鶴里
郡南面 浦川里、東澗里、道長里、白羊里、東月里、雪梅里、暘徳里、大徳里、龍岩里、南昌里、月興里、盤安里
塩山面 斗牛里、奉南里、上渓里、松岩里、新星里、野月里、梧桐里、玉瑟里、丑東里
落月面 角耳里、上落月里、石蔓里、松耳里、新基里、嶺外里、梧島里、月村里、壬丙里、竹島里、下落月里

警察

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消防

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交通

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高速道路

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国道

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著名な出身者

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脚注

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  1. ^ 주민등록 인구통계 - 행정안전부”. 行政安全部. 2024年1月3日閲覧。
  2. ^ 朝鮮総督府令第111号(1913年12月29日
  3. ^ 法律第359号 읍설치에관한법률 (1955年6月29日
  4. ^ 大統領令第10050号 京畿道始興郡儀旺邑等35個邑設置に関する規定(1980年10月21日
  5. ^ 大統領令第11027号
  6. ^ 大統領令第11772号 京畿道楊州郡檜泉邑等の邑の設置と邑の管轄区域変更に関する規定(1985年9月26日

外部リンク

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