雷電塚古墳 (坂戸市)
表示
雷電塚古墳 | |
---|---|
東側側面から | |
所属 | 雷電塚古墳群 |
所在地 | 埼玉県坂戸市大字小沼字田島269 |
位置 | 北緯35度58分20.0秒 東経139度26分08.0秒 / 北緯35.972222度 東経139.435556度座標: 北緯35度58分20.0秒 東経139度26分08.0秒 / 北緯35.972222度 東経139.435556度 |
形状 | 前方後円墳 |
規模 | 全長47メートル |
出土品 | 円筒埴輪 |
築造時期 | 6世紀中頃 |
史跡 | 昭和33年(1958年)3月20日県指定[1] |
地図 |
雷電塚古墳(らいでんづかこふん)は、埼玉県坂戸市の雷電塚古墳群内にある前方後円墳である。別名は雷電1号墳[2]。またかつては坂戸12号墳とも呼ばれていた。1958年(昭和33年)3月20日に埼玉県指定史跡に指定されている[1]。
概要
[編集]- 墳長47メートル。
- 後円部径25.5メートル・高さ4.5メートル。
- 前方部幅23メートル・高さ3.25メートル。
- 前方部を東南に向けている。
- 墳丘に沿うように周溝が巡る。
後円の墳頂には、名前の由来である雷電社の石祠とともに、年代不明の青色塔婆(板碑)断片が安置されている。また北側の平坦な土壇部は雑木林となり、その一隅に江戸時代建立の宝篋印塔が立っている。1990年(平成2年)には発掘調査が行われ、周溝から多量の埴輪片と須恵器片が出土した。本格的な調査は行われておらず、主体部は不明。
雷電塚古墳の周辺は現在畑であるが、発掘調査の結果、円墳の周溝が10基分確認されており、雷電山古墳の周囲には多数の円墳が造られていたとみられる。
脚注
[編集]- ^ a b “坂戸の指定文化財(有形)”. 坂戸市 (2018年11月19日). 2021年11月30日閲覧。
- ^ 塩野博『埼玉の古墳(北足立・入間)』430頁 さきたま出版会 2004年