コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

雷軋斗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
雷軋斗ライアット
Riot
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 アーケードゲーム[AC]
PlayStation 4[PS4]
Nintendo Switch[NSW]
開発元 [AC]テクモ
発売元 [AC]NMK
音楽 斎藤幹雄
田中光人
人数 1~2人
発売日 [AC]1992年
[PS4][NSW]2024年10月31日
対象年齢 IARC:12+
テンプレートを表示

雷軋斗』(ライアット)は、テクモ(現:コーエーテクモゲームス)が開発し1992年NMKより日本国外向けに販売されたアーケードゲーム。ジャンルはシューティングゲーム

日本国内での販売は行われていなかったが、2024年アーケードアーカイブスにおいて日本国内初リリースかつ、家庭用初移植作品としてPlayStation 4Nintendo Switchで配信が開始された。

概要

[編集]

カベール』(TAD)の(特に海外での)ヒットを受けて各社からリリースされた、いわゆる「カベールシューター」の一つ。ゲームのスタイルとしては、『NAM-1975』(SNK)や『ダイナマイトデューク』(セイブ開発)に近い、強制横スクロールタイプのゲームとなっている。

奥側だけでなく自キャラの手前側からも敵が攻撃してくるのが特徴。両方向の敵を撃ち分けるため、3つのボタンが「ローリング」「フォワードショット」「バックショット」に割り当てられているという、特殊なボタン設定となっている。この点もあって、難易度がかなり高い。

制作スタッフは非公開で、本来ならスタッフロールが表示されたと思しきエンディングは、ただエンディングデモが流れるだけのシンプルなものとなっている。オープニングデモ画面にNMKのコピーライトが表示されているが、アーケード基板は後の『ファイナルスターフォース』や『がんばれギンくん』と同一のもので、(『魂斗羅』風の当て字と主人公の風貌に反して)その世界観・グラフィック・ゲーム展開が『忍者龍剣伝』と非常によく似ていることから、テクモのストロング島率いる「ストロングチーム」が制作したと推測されている。日本のテクモ系列店で行われたロケテ版ではテクモの名義だったが、後になぜかNMKの名義となって海外でのみリリースされた。

2014年に『テクモ アーケード ゲーム クロニクル』が発売された際、作品の版権をコーエーテクモゲームスが持っていることと、BGMは「メタルユーキ」こと斎藤幹雄と田中光人が担当したことが公表された[1]。メタルユーキとしては、テクモ時代の最後の曲であり、ゲーム中では開発者の意向でマシンガンの音が大きくされてBGMがあまり聞こえなかったので、サントラでぜひ聞いてほしいとのこと。

移植版

[編集]
No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア
1 雷軋斗 日本 202410312024年10月31日
[2][3][4]
PlayStation 4
Nintendo Switch
ハムスター
(移植担当)
ハムスター ダウンロード
アーケードアーカイブス
アーケードアーカイブス版
前述のように日本国内初リリースかつ家庭用初移植。「こだわり設定」にてゲームスピードの調整、難易度の変更、1P側コントローラーで2P側キャラクターを使用できるようにする、といった事を設定可能。

脚注

[編集]
  1. ^ テクモ・アーケードゲーム・クロニクル | SweepRecord” (2014年6月5日). 2020年11月13日閲覧。
  2. ^ 【アケアカ】『雷軋斗』10月31日に配信。遮蔽物を活用しながら画面の手前・奥に現れる敵を倒していくアクション”. ファミ通.com. KADOKAWA (2024年10月30日). 2024年10月30日閲覧。
  3. ^ 簗島 (2024年10月30日). “「アーケードアーカイブス 雷軋斗」,10月31日配信。画面の手前と奥に出現する敵を撃ち分けて倒していくアクションシューティング”. 4Gamer.net. Aetas. 2024年10月31日閲覧。
  4. ^ 長岡 頼 (2024年10月30日). “テクモのアクション「雷軋斗」がアーケードアーカイブスより10月31日配信 「マジックタイガー」を倒しながらステージを攻略”. GAME Watch. インプレス. 2024年10月31日閲覧。

外部リンク

[編集]