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雲仙市立千々石第二小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
雲仙市立千々石第二小学校
地図北緯32度45分46秒 東経130度12分55秒 / 北緯32.76275度 東経130.215222度 / 32.76275; 130.215222座標: 北緯32度45分46秒 東経130度12分55秒 / 北緯32.76275度 東経130.215222度 / 32.76275; 130.215222
過去の名称 第五大学区第三中学区木場小学校
第五大学区第二中学区木場小学校
南高来郡小浜部木場小学校
千々石部公立木場小学校
千々石部公立中等公立千々石小学校木場分校
簡易木場小学校
木場尋常小学校
千々石町第二国民学校
千々石町立第二小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 雲仙市
設立年月日 1876年(明治9年)
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード B142210001820 ウィキデータを編集
所在地 854-0407
長崎県雲仙市千々石町庚1450番地
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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雲仙市立千々石第二小学校(うんぜんしりつ ちぢわだいにしょうがっこう)は、長崎県雲仙市千々石町庚(かのえ)にある公立小学校。略称は「二小」。

概要

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歴史
1876年明治9年)に千々石村に創立された「木場小学校」を前身とする。2011年平成23年)に創立135周年を迎えた。
学校教育目標
「木場に学び、心豊かでたくましく生きる子どもの育成」
校章
旧・千々石町章[1]の中に、校名の「二小」の文字(縦書き)を置いている。
校歌
1954年(昭和29年)に制定。作詞は草野保蔵、作曲は井手口史朗による。歌詞は3番まであり、各番に校名の「千々石第二小学校」が登場する。
校区
雲仙市千々石地区(旧・千々石町)の「桂ノ迫、飯岳、高野、西中組、東中組、己ノ鍔、白新田、下岳、上岳」。中学校区は雲仙市立千々石中学校

沿革

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  • 1874年(明治9年)9月 - 中組の民家を借りて校舎とし「第五大学区 第三中学区[2] 木場小学校」が創立。
  • 1877年(明治10年)6月4日 - 学区改定により、「第五大学区 第二中学区[3]木場小学校」に改称。
  • 1878年(明治11年)
    • 4月 - 郡制の施行により南高来郡の管轄となる。
    • この年 - 学区が改正され「南高来郡小浜部[4]木場小学校」となる。
  • 1880年(明治13年)- 教育令の施行により、「千々石部 公立木場小学校」に改称。
  • 1882年(明治15年)- 教育令の改正により、中等科を設置の上「千々石部 公立初等木場小学校」に改称。
  • 1884年(明治17年)12月 - 統合により「千々石部 公立中等千々石小学校 木場分校」となる。
  • 1886年(明治19年)9月 - 小学校令の施行により、千々石小学校から分離し「簡易木場小学校」として独立。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、千々石村立の小学校となる。
  • 1893年(明治26年)5月 - 小学校令の改正により、「木場尋常小学校」に改称。
  • 1896年(明治29年)12月 - 校舎を改築。
  • 1898年(明治31年)- 岳仮校舎を設置。
  • 1900年(明治33年)4月1日 - 岳分教場を開設。
  • 1908年(明治41年)4月1日 - 小学校令の改正により、義務教育年限(尋常科の修業年限)が4年から6年に延長されたため、尋常科5年を新設。
  • 1909年(明治42年)4月1日 - 尋常科6年を新設。
  • 1915年(大正4年)9月1日 - 校舎を改築。
  • 1928年(昭和3年)11月1日 - 千々石町の発足により、千々石町立の小学校となる。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、「千々石町第二国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める(初等科6年)。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)により、第二国民学校の初等科が改組され「千々石町立第二小学校」となる。
  • 1948年(昭和23年)5月 - 育友会が発足。
  • 1954年(昭和29年)
    • 6月 - 校歌を制定。
    • 8月30日 - 岳分校2教室を増築。
  • 1966年(昭和41年)
    • 4月 - 特殊学級を設置。
    • この年 - 岳分校を廃止し、岳校舎とする。
  • 1967年(昭和42年)
  • 1968年(昭和43年)4月1日 - 体育館兼講堂が完成。
  • 1972年(昭和47年)9月11日 - プールが完成。
  • 1975年(昭和50年)9月21日 - 創立100周年記念式典を挙行。
  • 1978年(昭和53年)3月31日 - 特殊学級を廃止。
  • 1979年(昭和54年)11月15日 - 運動場に夜間照明設備を設置。
  • 1988年(昭和63年)7月10日 - 相撲土俵が完成。
  • 1992年(平成4年)7月29日 - 家庭科室が完成。
  • 1977年(平成9年)- 飼育小屋が完成。
  • 1994年(平成6年)- プールが完成。
  • 2001年(平成13年)11月 - 横断歩道信号機を設置。
  • 2005年(平成17年)10月11日 - 雲仙市の発足により、「雲仙市立千々石第二小学校」(現校名)に改称。
  • 2007年(平成19年)4月 - 完全給食を開始。隣接地に完成した雲仙市南部学校給食センターからの配送方式をとる。
  • 2008年(平成20年)1月 - 校舎大規模改造工事が完成(バリアフリー・下水道整備・耐震)。
  • 2009年(平成21年)11月 - 校舎の耐震工事が完了。
  • 2011年(平成23年)10月 - 東日本大震災の支援として友情米とメッセージを宮城県石巻市立石巻小学校へ送る。
  • 2012年(平成24年)9月 - 第1回木場運動会を実施。

交通アクセス

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最寄りのバス停
  • 島鉄バス
    • 上岳小浜線「第二小学校前」
    • 島原・雲仙・愛野・諫早線など「木場」バス停
最寄りの国道・県道

周辺

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  • 雲仙市南部学校給食センター

脚注

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  1. ^ 千々石町章は1962年(昭和37年)12月24日に制定された。町名の「千々」の部分にちなみ、2つの「千」の文字を図案化し組み合わせたたもの。
  2. ^ 長崎区が第一中学区、旧大村藩が第二中学区、旧島原藩が第三中学区、旧平戸藩が第四中学区、旧福江藩が第五中学区。壱岐と対馬は第四中学区に属する。
  3. ^ 長崎区が第一中学区、旧島原藩が第二中学区、旧大村藩が第三中学区、旧平戸藩が第四中学区、旧福江藩が第五中学区。
  4. ^ 第二中学区(南高来郡)は小浜部・隅田部・神代部・島原部の4部に分けられた。(参照:長崎県教育史上巻p.442 - 国立国会図書館 近代デジタルライブラリー)

参考文献

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  • 「千々石町郷土誌」(1998年(平成10年)11月1日, 千々石町)p.502 -
  • 「長崎県教育史(上巻)」(1942年(昭和17年)12月1日, 長崎県教育会)
  • 「長崎県教育史(下巻)」(1943年(昭和18年)9月25日, 長崎県教育会)
  • 「長崎県教育史 資料編」(1976年(昭和51年)11月1日, 長崎県教育委員会)
  • 「長崎新聞に見る 長崎県戦後50年史(1945~1995)」(1995年(平成7年)8月9日発行, 長崎新聞社)「千々石町」

関連項目

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外部リンク

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