雪乃美玲
雪乃 美玲(ゆきの みれい、1976年7月5日 - )は女優、歌手、ダンサー、笛奏者。
人物
[編集]経歴
[編集]8歳からクラシック・バレエを習う。
中学生の時、宝塚歌劇とOSKの舞台を観て憧れ、特にOSKのダンスに惹かれ、入団の意志が高まり、高校卒業と同時に受験し合格。
日本歌劇学校(OSKの養成機関)を経て、1997年、OSK日本歌劇団に入団(70期)。
1997年「上海夜想曲」(近鉄劇場)で、初舞台。
入団1年目、大阪ドーム(現・京セラドーム)にて、バファローズギャルとして、近鉄バファローズの試合前、試合中に、チアリーディングチームの一員として、ダンスパフォーマンスで盛り上げる。
その年の秋、たけふ菊人形公演に出演。
入団2年目は、志摩スペイン村のショーに出演。
2003年の解散公演「Endless Dream(近鉄劇場)」をもって退団。
退団後は「道頓堀極楽商店街」のミュージカルで活動。
極楽歌劇団のヒロインとして、韓国公演、東京公演などで活躍。
児雷也プロデュース「刑事ボロンボ」に出演。
その他、劇団在籍中に、数々の作品に出演。
NHKテレビ「うたコン」ては、歌手のバックダンサーを勤めることがある。
2016年「歌劇な噺劇(近鉄アート館)」に出演。以降、「九雀の噺(天満天神繁昌亭)」「名古屋で噺劇(円頓寺レピリエ)」など、噺劇公演には、全てに出演(2021年「歌劇な噺劇」はスケジュールの都合で不参加)。
2017年より、天満天神繁昌亭の桂九雀主催の公演で高座返しを勤める。
2018年より、笛に興味を持ち、桂九雀主催の落語会では、笛の演奏者として、しばしば同行している。
2022年7月30日~8月7日。円頓寺レピリエ(名古屋市西区)に於いて「寿歌」(作・北村想、演出・加藤智宏)に出演予定であったが、スタッフの新型コロナ感染により、全公演中止になったが、2024年3月、再企画され上演。
2024年5月3日~4日、OSK日本歌劇団・OG公演「Eternal Glory」に出演。
幸木無二(ギター)、桂九雀(クラリネット)と3人で、「雪乃美玲とラッキーナイン」というユニットを組んでいいる[2]。
出演記録
[編集]OSK日本歌劇団時代
[編集]「上海夜想曲」1997年 近鉄劇場公演 ※初舞台
「オー・マイ・ピエロ」1999年 あやめ池春季公演
「新・闇の貴公子」2002年2月7日~2月16日・近鉄劇場公演、2月28日~3月2日・東京日本青年館
「恋はシャッフル」2002年8月30日〜9月1日 OSK創立80周年記念公園・近鉄小劇場
「ボンボヤージュ」2002年10月5日~11月24日 あやめ池秋季公演
「Endless Dream」2003年5月22日~25日 近鉄劇場公演 ※解散公演
道頓堀極楽歌劇団時代
[編集]「刑事ボロンボ」近鉄アート館
フリー時代
[編集]- 「歌劇な噺劇」2016年6月24日~26日 近鉄アート館
- 「九雀の噺・物騒な噺~噺劇・転宅」2017年3月28日 天満天神繁昌亭
- 「歌劇な噺劇Ⅱ」2017年6月23日~25日 近鉄アート館
- 「九雀の噺・芸達者な女達~噺劇・文違い」2017年8月30日 天満天神繁昌亭
- 「九雀の噺・リュートと落語の夕べ~噺劇・三味線栗毛」2018年1月10日 天満天神繁昌亭
- 「不思議な、な(浪花人情紙風船団)」2018年4月12日~15日 近鉄アート館
- 「九雀の噺・生きていたとは~噺劇・小間物屋政談」2018年5月9日 天満天神繁昌亭
- 「歌劇な噺劇Ⅲ」2018年6月22日~24日 近鉄アート館
- 「噺劇一座」2018年8月17日~19日 道頓堀ZAZA
- 「九雀の噺~舞踊・桃太郎」2018年9月5日 天満天神繁昌亭
- 「九雀の噺・通しでやってみようじゃないか~噺劇・おせつ徳三郎」2019年1月6日 天満天神繁昌亭
- 「センセとおしえご(浪花人情紙風船団)」2019年4月11日~14日 近鉄アート館
- 「本気な落語・喜楽な音楽」2019年4月17日 神戸新開地喜楽館
- 「九雀の噺・海と川と池と~噺劇・文七元結」2019年5月8日 天満天神繁昌亭
- 「歌劇は噺劇Ⅳ」2019年6月21日~23日 近鉄アート館
- 「名古屋で噺劇」2019年8月9日~12日 円頓寺レピリエ
- 「九雀の噺~噺劇・包丁」2019年10月2日 天満天神繁昌亭
- 「噺劇一座」2019年11月7日~10日 道頓堀ZAZA
- 「アナと雪乃の朗読」2020年9月18日 鍋料理・よし富
- 「喜楽な憂さ晴らし」2020年10月3日 神戸新開地喜楽館
- 「噺劇一座」2020年11月29日~12月1日 道頓堀ZAZA
- 「九雀の噺~噺劇・ねずみ穴」2021年1月6日 天満天神繁昌亭
- 「名古屋で噺劇」2021年8月5日~8日 円頓寺レピリエ
- 「Hybrid Ceremony(浪花人情紙風船団)」2021年9月3日~5日 近鉄アート館
- 「九雀の噺inいたみ~噺劇・星野屋、御神酒徳利」2021年10月16日 AIホール
- 「雪乃美玲とラッキーナイン」2022年1月 フールズパラダイス
- 「吹奏楽落語・芝浜」2022年6月 さざんかホール
- 「九雀の噺~噺劇・蜆売り」2022年8月20日 天満天神繁昌亭
- 「九雀寄席・噺劇」2022年9月18日(日)姫路キャスパホール
- 「名古屋で噺劇」2023年8月10日~13日 円頓寺レピリエ
- 「友麻亜里と愉快な仲間たち」2023年9月2日 すいとぴあ大垣
- 「九雀の噺inいたみ~噺劇・転宅、井戸の茶碗」2023年10月21日 AIホール
- 「友麻・雪乃の愉快なコンサート」2024年2月18日 アビリーン
- 「寿歌」2024年3月20日~24日 円頓寺レピリエ
- 「Eternal Glorey(OSK日本歌劇団OG公演)」2024年5月3日~4日 大阪松竹座
- 「ベースキャンプ」(せのシアターvol.4)2024年11月8日~10日 ABCホール
外部リンク
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ https://www.musical-fan.org/faq/osk/osk-meibo.html
- ^ “Instagram”. www.instagram.com. 2024年11月14日閲覧。
https://www.youtube.com/watch?v=BccaDTlwfCE&t=6909s[1]
- ^ ちょち (2023-03-23), 【OSK日本歌劇団】上海夜想曲 2024年6月17日閲覧。