難波喜造
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難波 喜造(なんば きぞう、1924年11月30日 - 2005年10月14日[1])は、日本の教育学者、国文学者。元神戸大学、早稲田大学教授で日本文学協会創立メンバー。専門は国語教育学。
人物
[編集]大阪府出身。天王寺中学校(現天王寺高校)卒業後、高知高等学校(現高知大学)理学部に入学し、文学部に編入・卒業した。卒業後、東京帝国大学(現東京大学)文学部に入学・卒業し、同大学院に進学・満期退学後は都立高校国語科教諭として、東京都立赤城台高等学校、東京都立大学附属高等学校へ赴任した
その後、奈良教育大学助教授・同教授を務め、教授時には奈良教育大学附属小学校長を併任した。神戸大学教育学部教授、佛教大学文学部教授を歴任後、早稲田大学大学院客員教授となり国語教育学を講じた。
2005年10月14日、肺炎のため死去[1]。
著書
[編集]- 『日本文学の伝統と創造』(日本文学協会編、岩波書店、1953年)
- 『国語科教育法演習』(編著、紅野敏郎・中村格、秀英出版、1972年)
- 『百人一首』(単著、文研出版、1973年)
- 『万葉集(1)』(日本文学研究資料刊行会編、有精堂出版、1969年)
- 『日本文学講座(8)』(日本文学協会編、大修館書店、1987年)
- 『日本文学講座(12)』(日本文学協会編、大修館書店、1988年)