難波功士
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難波 功士(なんば こうじ、1961年9月7日[1] - )は、日本の社会学者。関西学院大学社会学部教授。専門は、広告論、メディア史。
来歴
[編集]1961年大阪府大阪市生まれ、堺市育ち。大阪府立三国丘高等学校を経て、1984年京都大学文学部(日本近世史専攻)卒業。同年博報堂入社。1993年東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。1996年関西学院大学社会学部専任講師、2000年助教授を経て、2006年より現職。
著書
[編集]単著
[編集]- 『撃ちてし止まむ――太平洋戦争と広告の技術者たち』(講談社、1998年)
- 『「広告」への社会学』(世界思想社、2000年)
- 『族の系譜学――ユース・サブカルチャーズの戦後史』(青弓社、2007年)
- 『創刊の社会史』(筑摩書房、2009年)
- 『ヤンキー進化論 不良文化はなぜ強い』(光文社、2009年)
- 『広告のクロノロジー――マスメディアの世紀を超えて』(世界思想社、2010年)
- 『メディア論』(人文書院、2011年)
- 『人はなぜ〈上京〉するのか』(日本経済新聞出版社、2012年)
- 『社会学ウシジマくん』(人文書院、2013年)
- 『大二病――「評価」から逃げる若者たち』(双葉社、2014年)
- 『「就活」の社会史――大学は出たけれど・・・』(祥伝社、2014年)
- 『広告で社会学』(弘文堂、2018年)
編著
[編集]- 『米軍基地文化』(新曜社, 2014年)
共編著
[編集]- (阿部潔との)『メディア文化を読み解く技法――カルチュラル・スタディーズ・ジャパン』(世界思想社、2004年)
- (福間良明・谷本奈穂との)『博覧の世紀――消費/ナショナリティ/メディア』(梓出版社、2009年)
- (高野光平との)『テレビ・コマーシャルの考古学――昭和30年代のメディアと文化』(世界思想社、2010年)
- (盛山和夫・金明秀・佐藤哲彦との)『社会学入門』(ミネルヴァ書房、2017年)
- (竹内幸絵との)『広告の夜明け――大阪・萬年社コレクション研究』(思文閣出版、2017年)
- (野上元・周東美材との)『吉見俊哉論――社会学とメディア論の可能性』(人文書院、2023年)
論文
[編集]- 難波功士「戦後ユース・サブカルチャーズについて(1):太陽族からみゆき族へ」(PDF)『関西学院大学社会学部紀要』第96巻、2004年3月、pp.163-178、2011年2月13日閲覧。
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.333