雞知川
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雞知川 | |
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水系 | 二級水系 雞知川 |
種別 | 二級河川 |
延長 | 5.311 km |
平均流量 |
-- m3/s (--) |
流域面積 | 6.50 km2 |
水源 | 雞知ダム |
水源の標高 | 100 m |
河口・合流先 | 日本海(雞知浦) |
流域 | 長崎県対馬市 |
雞知川(けちがわ)は、長崎県対馬市を流れる二級河川雞知川水系本流の河川である。流域は壱岐対馬国定公園の区域に指定されている。
概要
[編集]雞知ダムに注ぐ各渓谷を集め、標高141.7mの中山[1]に沿い流れ雞知浦(日本海)に流入する。河川整備により河川内に降りることができ、水遊びや散策、ランニングができる[2]。
歴史
[編集]1928年(昭和3年)9月18日、満潮時の豪雨で川の水が溢れ、雞知町内で水深が胸を浸すほどになった[3]。当時置かれていた陸軍の鶏知重砲兵大隊の営所も浸水し[4]、砲兵部倉庫に保管されていた兵器類の損失も多かった[3]。
雉鳴水源の森
[編集]雞知ダム上流山域に広がる森林で、雉鳴水源の森として水源の森百選に指定されている[5]。
山岳 | 面積(ha) | 標高(m) | 人工林(%) | 天然林(%) | 主な樹種 | 制限林 | 種類 | 流量(m3/日) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
紅葉山 | 140 | 50~290 | 100 | 0 | ヒノキ・スギ | 水源かん養保安林 | ダム貯水(雞知ダム) | 600 |
全てが針葉樹林の植林帯であり、1909年(明治42年)国有林から払い下げを受け、途中伐採等もあったが現在は50年以上も続く美林と成長した。雞知ダムの水源林の役割を担っている。
脚注
[編集]関連項目
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