陸鬱生
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陸 鬱生(りく うつせい、生没年不詳)は、中国三国時代の呉の女性。本貫は揚州呉郡呉県。父は陸績。兄弟は陸宏・陸叡。号は義姑。鬱林で生まれたので、名を鬱生という。
略歴
[編集]幼少の頃から固い志を立てる。建安24年(219年)、父の死後に兄弟二人とともに故郷である呉県に戻った。三人がまだ数歳だったため、族兄の陸瑁が引き取って養育した。
長じて、陸瑁と別れる。13歳のときに張白に嫁いだ。後に張白が政争に巻き込まれて配流された後も、3カ月で亡くなり、未亡人となる。毅然と夫への貞操を守り抜き、決して再婚しようとしなかったという。
また義兄の張温が死ぬと、その遺言により奥向きのことを取り仕切っていた。張温の姉妹に仕えることをやめなかった。
参考文献
[編集]- 『三国志』
- 『孝道・良母篇』
- 『呉郡志』卷二十七