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陳叔斉(ちん しゅくせい、生没年不詳)は、南朝陳の皇族。新蔡王。宣帝陳頊の十一男。字は子粛。
陳頊と劉昭儀のあいだの子として生まれた。経書や史書を広く渉猟し、文章を作るのを得意とした。太建7年(575年)10月、新蔡王に封じられた。まもなく智武将軍の位を受け、佐史を置いた。東中郎将・東揚州刺史として出向した。至徳2年(584年)、入朝して侍中となった。禎明元年(587年)、国子祭酒に任じられた。禎明3年(589年)、陳が滅亡すると、関中に入った。隋の大業年間に尚書主客郎となった。
- 『陳書』巻28 列伝第22
- 『南史』巻65 列伝第55