陣内利夫
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陣内 利夫(じんのうち としお[1]、1891年(明治24年)12月 - 没年不詳)は、朝鮮総督府官僚。
経歴
[編集]佐賀県神埼郡蓮池村(現在の佐賀市)出身[2]。1921年(大正10年)に朝鮮に渡り、1923年(大正12年)に高等試験行政科に合格した[2]。京畿道警視、理事官・江原道学務課長、慶尚南道学務課長、忠清北道地方課長、事務官・平安北道財務部長を経て、1931年(昭和6年)、馬山府尹に就任した[2]。
その後、全州専売支局長、京城地方専売局長、咸鏡南道産業部長、張家口朝鮮総督府出張所長、朝鮮総督府鉄道局理事を歴任した[1]。
退官後、華北煙草株式会社取締役を務めた[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c 人事興信録 1943.
- ^ a b c 朝鮮人事興信録 1935, p. 304.
参考文献
[編集]- 『朝鮮人事興信録』朝鮮人事興信録編纂部、1935年。
- 人事興信所編『人事興信録 第14版(上)』人事興信所、1943年。