降旗一夫
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降旗 一夫(ふりはた かずお、1950年 - )は、日本の生命科学者・化学者。東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部助教。農学博士。
経歴
[編集]長野県松本市生まれ。1968年(昭和43年)長野県松本県ヶ丘高等学校卒業[1]、 1972年(昭和47年)東京都立大学理学部化学科卒業 [2]。 1976年(昭和51年)東京大学大学院農学系研究科博士課程修了 [3]。 博士論文『NMRの新手法の開発とその天然有機化合物の構造解析への応用』で、東京大学より農学博士の学位を取得[4]。
現在、東京大学大学院農学生命科学研究科助教を務める [5]。 専門は、核磁気共鳴(NMR:Nuclear Magnetic Resonance)による新手法の開発、応用研究。
日本核磁気共鳴学会評議員 [6]。
所属学会
[編集]- 日本核磁気共鳴学会
著書・論文
[編集]- 『NMRの新手法の開発 : 立体化学研究に有用なスピン結合定数の測定法の開発とその応用』降旗一夫著 東京大学 2003、2004
- 『NMRの新手法の開発とその天然有機化合物構造解析への応用研究』降旗一夫著 東京大学 1997
- 『NMRの新手法の開発とその天然有機化合物の構造解析への応用』降旗一夫著 東京大学 1987
- 『複雑な化合物の立体学研究に有用なNMRの新しい測定方法 : HR-HMBC法とBIRD-J-resolved HMBC法』59(P-37)
- 『複雑な化合物の構造および立体化学研究に有用なNMRの新しい測定方法 : CT-HMBC法とJ-resolved HMBC法』12
- 『天然物のNMRデータベース"CHNMR-NP"への実測スペクトルパターンの入力表示機能の追加』P-4
- 『天然有機化合物の構造解析のための^Cと^1HNMRデータベースCH-NMR-NPシステムの開発』25
- 『アフラトキシン生産阻害物質aflastatinに関する研究』40
- 『天然物のNMRデータベース"CH-NMR-NP"の現状』5
出典・脚注
[編集]- ^ 高校20回(渡会教室)卒(松本県ヶ丘高校 母校愛のリレー)
- ^ [P245.参照『昭和55年度会員録 長野県松本県ヶ丘高等学校同窓会』 - 社団法人 長野県松本県ヶ丘高等学校同窓会/編(1980.2)]
- ^ 『NMRによる解析』(小林久芳、 降旗一夫)
- ^ 博士論文 - NMRの新手法の開発とその天然有機化合物の構造解析への応用(CiNii)
- ^ 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部 先端機器分析室
- ^ 日本核磁気共鳴学会役員 第1期役員(H14~H16)