徳島県立図書館
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(阿波国文庫から転送)
徳島県立図書館 Tokushima Prefectural Library | |
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徳島県立図書館 外観 | |
施設情報 | |
前身 | 徳島県立光慶図書館、徳島県憲法記念館 |
専門分野 | 総合 |
事業主体 | 徳島県 |
延床面積 | 8,989.594 m2 |
開館 | 1953年(昭和28年)11月3日 |
所在地 |
〒770-8070 徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園(向寺山)内 |
位置 | 北緯34度2分26.6秒 東経134度31分31.1秒 / 北緯34.040722度 東経134.525306度座標: 北緯34度2分26.6秒 東経134度31分31.1秒 / 北緯34.040722度 東経134.525306度 |
ISIL | JP-1002712 |
統計情報 | |
蔵書数 | 1,052,288冊(2005年時点) |
貸出数 | 972,403冊(2005年) |
来館者数 | 613,251人(2005年) |
公式サイト | 徳島県立図書館 |
地図 | |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
徳島県立図書館(とくしまけんりつとしょかん)は、徳島県徳島市八万町向寺山の徳島県文化の森総合公園にある公立の図書館である。施設識別カラーは「橙色」。かつては徳島中央公園内にあったが、1990年11月3日に現在の場所に移転した。県民1人当たりの貸し出し冊数は、都道府県立の図書館の中で最も多い(2005年度)。
概要
[編集]施設案内
[編集]- 1階 - 書庫
- 2階 - 閲覧室
- 3階 - 集会室
- 屋外 - 知識の森
開館時間
[編集]- 9:30 - 19:00(火曜日から金曜日まで)
- 9:30 - 17:00(土曜・日曜・祝(休)日)
休館日
[編集]- 月曜日、第3木曜日(祝日または振替休日にあたるときは、その翌日)
- 年末年始(12月29日 - 1月4日)
- 特別整理期間
2001年度 | 2002年度 | 2003年度 | 2004年度 | 2005年度 | |
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入館者数 | 526,371人 | 595,747人 | 601,757人 | 602,609人 | 613,251人 |
貸出冊数 (個人) |
909,311冊 | 955,215冊 | 968,643冊 | 962,615冊 | 972,403冊 |
蔵書冊数 (雑誌を除く) |
957,329冊 | 985,145冊 | 1,017,207冊 | 1,036,724冊 | 1,052,288冊 |
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俯瞰
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1階入口
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2階入口
阿波国文庫
[編集]阿波国文庫(あわのくにぶんこ)とは、徳島藩藩主であった蜂須賀氏が所蔵していた典籍[1]で、儒学者の柴野栗山が所蔵していた漢籍と、国学者・書誌学者の屋代弘賢が所蔵していた「不忍文庫」の大半を遺贈されたものからなる。その蔵書数は最大で5万冊とも6万冊ともいわれる。
- 『東洲斎写楽は、阿波藩お抱え能役者斎藤十郎兵衛である』という説が有名だが、『蜂須賀家お抱えの狩野派絵師・矢野典博が東洲斎写楽である[3]』という説もある。矢野典博は10代藩主蜂須賀重喜の娘・戴姫、寿代姫の絵の指導をしていた。阿波国文庫印が押された典博の絵[4]が複数残っている。
明治維新後、3万冊余りが徳島師範学校を経て徳島県立光慶図書館(現在の徳島県立図書館)に移管された。大正7年(1918年)3月末の蔵書数は14,336冊[5]。太平洋戦争中の空襲(1945年6月1日-7月24日)によりそのほとんどが焼失した。同所で再建したが、再び焼失した。現在、徳島県立図書館では94点518冊を所蔵している[6]。
沿革
[編集]- 1916年(大正5年)7月24日 - 徳島県立光慶図書館が創立[5]。
- 1917年(大正6年)6月24日 - 徳島県立光慶図書館が開館。
- 1949年(昭和24年)5月3日 - 徳島県憲法記念館として再建。
- 1953年(昭和28年)11月3日 - 徳島県立図書館が開館。
- 1990年(平成2年)11月3日 - 徳島県文化の森総合公園へ移転。
立地
[編集]交通アクセス
[編集]- JR徳島駅より牟岐線文化の森駅から徒歩で約35分、または「文化の森駅東」バス停から「市原」行きバスに乗車し「文化の森」下車。
- 図書館のある文化の森総合公園内には駐車場(普通車430台、バス14台)があり、多くの利用者が自動車で来館する。
周辺環境
[編集]脚注
[編集]- ^ 徳島県立図書館|阿波国文庫「十代藩主蜂須賀重喜(1738~1807)から、十三代藩主蜂須賀斉裕(1821~1868)に至る間に、特に多数の書籍が増加したと推定されます」
- ^ 国立国会図書館所蔵小杉文庫について 6-7枚目/84枚中
- ^ 『季刊・浮世絵』七十一号(昭和52年(1977年))掲載「遂に郷里で捉えた!写楽は阿波藩絵師説―狩野派・矢野家六代典博なり」瀬尾長
- ^ 田村善昭,上村博一『写楽・その謎にいどむ』徳島県出版文化協会、1979年。
- ^ a b 徳島新聞 週刊阿波っ子タイムズ 第134号 2016年7月24日 5面 親子の時間 きょうは何の日?
- ^ 所蔵資料紹介・阿波国文庫 - 徳島県立図書館 2019年3月2日閲覧