阿波ういろ
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阿波ういろ(あわういろ)は、徳島県徳島市を中心に作られる「ういろう」の総称。外郎餅。
概要
[編集]阿波ういろは、大納言小豆、餅粉・米粉・砂糖等で作られており、独特のもっちりとした食感と小豆の深い味が特徴である。
種類には鳴門の塩を用いたものや鳴門金時や栗を用いた「栗ういろ」、こしあんを混ぜて棒状に加工した「棒ういろ」等がある。
砂糖の代わりに和三盆、地元産の阿波和三盆糖が使われることもある。
歴史
[編集]寛政年間(1789年 - 1800年)にサトウキビ栽培が阿波国(現在の徳島県)に伝わり、それをもとに作られた阿波和三盆糖が出来た御祝いとして、徳島藩主や領民一同が旧暦3月3日の節句のときに食したのが始まりと云われている。
爾来、旧暦3月3日の節句の際には、阿波ういろを食すのが地元では習慣となっている。
関連項目
[編集]ギャラリー
[編集]外部リンク
[編集]- 阿波ういろ - 公益社団法人 徳島県物産協会