阿弥陀寺 (南相馬市)
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阿弥陀寺 | |
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所在地 | 福島県南相馬市鹿島区南屋形字前畑168 |
位置 | 北緯37度42分51.5秒 東経140度58分19.6秒 / 北緯37.714306度 東経140.972111度座標: 北緯37度42分51.5秒 東経140度58分19.6秒 / 北緯37.714306度 東経140.972111度 |
山号 | 中目山 |
院号 | 岩松院 |
宗派 | 浄土宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 応永3年(1396年)頃 |
開山 | 源尊 |
文化財 | 刺繍阿弥陀名号掛幅(重要文化財)、他 |
法人番号 | 5380005007163 |
阿弥陀寺(あみだじ)は、福島県南相馬市鹿島区にある浄土宗の寺院。
歴史
[編集]1396年(応永3年)頃、源尊によって開山された。源尊は福島県広野町の成徳寺を創建した聖観の弟子である。また新田岩松氏出身で領主の岩松義政の菩提寺となっている。境内は岩松氏の館跡といわれており、空堀や土塁の遺構がある[1][2]。
当寺には義政の遺品とされる寺宝が多く残されている。この中のいくつかは国や福島県の文化財に指定されている。境内にある五輪塔は義政の墓といわれている[2]。
文化財
[編集]- 刺繍阿弥陀名号掛幅(重要文化財 昭和35年6月9日指定)[3]
- 刺繍阿弥陀三尊来迎掛幅(福島県指定重要文化財 昭和54年3月23日指定)[4]
- 法然上人像板木(裏面善導大師像板木) 附 舟板六字名号板木ほか9枚(福島県指定重要文化財 昭和54年3月28日指定)[4]
- 阿弥陀寺の善光寺式仏像(南相馬市指定文化財 昭和48年12月20日指定)[5]
- 阿弥陀寺の銅鐘(南相馬市指定文化財 昭和61年9月1日指定)[5]
- 高台寺式唐草模様懸盤漆塗膳椀(南相馬市指定文化財 昭和61年9月1日指定)[5]
- 阿弥陀寺の大いちょう(南相馬市指定天然記念物 昭和48年12月20日指定)[5]
交通アクセス
[編集]- 鹿島駅より徒歩25分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 福島県高等学校地理歴史・公民科(社会科)研究会 編『福島県の歴史散歩(歴史散歩7)』山川出版社、2007年