阿久根知昭
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阿久根 知昭(あくね ともあき、1966年 - )は、日本の映画監督、脚本家、演出家。東京都生まれ、福岡県在住。
経歴
[編集]描いた漫画が1987年の講談社第16回「ちばてつや賞」で準優秀新人賞を受賞し、漫画家、エッセイストとして活動。1994年映画の企画に関わって以来脚本も手掛けるようになる。その後、劇曲、舞台演出、ラジオドラマ作・演出を中心に活動してきたが、2013年公開映画「ペコロスの母に会いに行く」の脚本を手掛け、本格的に映画へ進出。2015年公開の「はなちゃんのみそ汁」では初監督も務めた。作家集団「ライト スタッフ ギルド」の代表を務める。
作品
[編集]漫画
[編集]- さんかくひろば(1987年)
- ちばてつや賞準優秀新人賞受賞
舞台
[編集]- わが町博多(1996年)脚本・演出
- アスナロ(2000年)作・演出
- 東京ヤングHOTEL(2001年)作・演出
- 天語村(あめのかたりごとむら)の花たち(2002年)作・演出
- ドラマチック ジャポン(2003年)作・演出・監修
- ハンエー通信社のそれから(2003年)脚本
- ステッピン・ハッピー中野ブラザーズ物語(2004年)作・演出
- 巡り巡り巡る星の下に(2006年)作・演出
- 月の調べと陽のひびき(2010年)作・演出
- 法火守千年抄(2010年)作・演出
ラジオドラマ
[編集]- エフエム福岡 「土曜ドラマ館」(2000年)脚本・執筆
- エフエム福岡 「晴れの日の記憶」(2003年)原作・脚本
- ギャラクシー賞ラジオ部門奨励賞
- エフエム福岡 「中国残留孤児物語」(2004年)原作・脚本
- エフエム福岡 「ラジオ1人芝居 最後の初年兵」(2005年)脚本・演出
- ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞
- エフエム福岡 「月のしらべと陽のひびき」(2007年)作・演出
- 第3回日本放送文化大賞ラジオ部門準グランプリ
- エフエム福岡 「聞こえない声~有罪と無罪~」(2009年)作・演出
- ギャラクシー賞ラジオ部門大賞
- 文化庁芸術祭ラジオ部門優秀賞
- 日本民間放送連盟賞ラジオ教養部門優秀賞
- エフエム福岡 「孫文と九州人~絆よ、悠久なれ~」(2012年)監修・作・演出
- ギャラクシー賞ラジオ部門奨励賞
- エフエム福岡 スペシャルラジオドラマ「鉄の河童」(2014年)監修
- 民間放送連盟賞ラジオエンターテイメント番組優秀賞
- 文化庁芸術祭ラジオ部門大賞
- エフエム福岡 「灘の水先人」(2016年)作・演出
- RKB毎日放送連続ラジオドラマ「家族びより~シアワセの高取家」(2016年)監修
- エフエム福岡 「はこぶおはなし~冨永シヅの敷いた道~」(2017年)監修
映画
[編集]- 「たからもの」(1996年)原作・脚本
- 「ペコロスの母に会いに行く」(2013年)脚本
- 第87回キネマ旬報年間ベストテン第1位
- 2013年映画芸術年間ベストテン第1位
- 第68回毎日映画コンクール「日本映画優秀賞」
- 第6回東京新聞映画賞
- 第28回高崎映画祭「最優秀作品賞」
- 「はなちゃんのみそ汁」(2015年)監督・脚本
- 2016年上海国際映画祭新人賞監督ベストフィルムノミネート