阪神バイパスフェリー
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阪神バイパスフェリー(はんしんバイパスフェリー)は、かつて存在した日本の海運会社。大阪湾を横断するフェリー航路を運航していた。
概要
[編集]1971年4月に神戸 - 泉大津航路を開設した。1,000トン級フェリー2隻を投入して運航を開始したが、高速道路の整備により利用客が想定ほど増加せず、第一次オイルショックの影響により減便した後、1974年4月10日に航路休止となった[1]。その後、所有船は宇高国道フェリーへ売船されて就航した。
航路
[編集]- 神戸港(東神戸フェリーセンター) - 泉大津港(現在の日鐵物流大阪物流センターのあたり)
船舶
[編集]- 摂津
- 1,116総トン、全長70m、幅14.7m、ディーゼル3,200馬力、航海速力15.8ノット、最大速力17.2ノット、旅客定員600名、トラック15台、乗用車14台
- 泉州
- 1,139総トン、全長70m、幅14.7m、摂津の同型船。
脚注
[編集]- ^ 世界の艦船(1974年6月号,p115)