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阪堺電気軌道301形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
阪堺電気軌道モ301形電車
モ304
主要諸元
編成 1両
軌間 1,435 mm
編成定員 89人
編成重量 18.7t
全長 14,363 mm
全幅 2,438 mm
全高 3,625 mm
駆動方式 吊り掛け駆動方式
歯車比 57:16
編成出力 30kw×4
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阪堺電気軌道モ301形電車(はんかいでんききどうモ301がたでんしゃ)は、阪堺電気軌道が保有していた路面電車車両

概要

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モ301形はモ151形モ161形を多段式間接制御 (PM-2A) に改造した際に形式変更された車両で、製造所、製造年に統一性がない。301と302は旧番時に戦災に遭い、復旧した車両である。

モ161形と同じく連結運転用の連結器を備えていたが、モ161形との連結運転は制御器が異なるためにできなかった。また、モ151形は後年の制御器更新の際にモ301形と同じものに交換したため、最後は事実上形式番号が異なるだけであった。

1976年より上町線のワンマン化に伴い、モ161形同様、車内から運転台に向かい右側の扉を閉鎖しワンマンカーとなった。モ306の1両のみ当該扉を完全に埋め込む改造を受けているため外観が異なっている。老朽化のため2000年に全廃されたが、主電動機は「ベアリング軸受け」であったため主電動機のみモ351形へ転用された。


改番前後対照表
改番後 301 302 303 304 305 306 307
改番前 173 158 164 176 156 153 152

参考文献

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  • 『世界の鉄道'64』、1963年、朝日新聞社。
  • 小林庄三 『阪堺電軌・和歌山軌道線』、トンボ出版、1996年。
  • 中山嘉彦 「南海車両 -音と色-」、『鉄道ピクトリアル』 807、2008・8 臨時増刊、電気車研究会、2008年、pp.164 - 165。
  • 中山嘉彦 「阪堺車両 -音と色-」、『鉄道ピクトリアル』 852、2011・8 臨時増刊、電気車研究会、2011年、pp.125 - 128。

関連項目

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