関雄二
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人物情報 | |
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生誕 |
1956年9月3日 日本東京都 |
出身校 | 東京大学 |
学問 | |
研究分野 | 文化人類学・考古学 |
研究機関 | 東京大学・国立民族学博物館 |
関 雄二(せき ゆうじ、1956年9月3日[1] - )は、日本の文化人類学者。国立民族学博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。専攻は、文化人類学・アンデス考古学。
経歴
[編集]1956年、東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科を卒業後、同大学院教養社会学研究科修士課程修了。
東京大学教養学部助手となり、同研究資料館助手、天理大学国際文化学部助教授を経て、1999年より国立民族学博物館民族社会研究部助教授となる。2004年に同研究戦略センター助教授、2005年10月より同教授、2007年より同人類文明誌研究部教授・部長、2009年より同研究戦略センター教授、2015年より同民族社会研究部教授、2016年より同先端人類科学研究部教授・研究部長、2017年より同人類文明誌研究部教授・副館長を務めた後、2022年3月末をもって定年退官。同名誉教授。2025年4月、国立民族学博物館館長に就任予定[2]。
賞歴・栄典
[編集]著作
[編集]単著・共著
[編集]- 『アンデスの考古学』世界の考古学(同成社)1997/新版2021
- 『古代アンデス権力の考古学』(京都大学学術出版会)2006
- 『アンデスの文化遺産を活かす 考古学者と盗掘者の対話』(臨川書店)2014
- 『世界のピラミッド辞典』(青山和夫・大城道則共著、柊風舎)2018
編著
[編集]共編著
[編集]- 『文明の創造力―古代アンデスの神殿と社会―』(加藤泰建共編、角川書店 1998)
- 『岩波アメリカ大陸古代文明辞典』(青山和夫共編著、岩波書店)2005
- 『他者の帝国―インカはいかにして「帝国」となったか―』(染田秀藤共編、世界思想社)2006
- 『グアテマラ内戦後 人間の安全保障の挑戦』(狐崎知己・中村雄祐共編、明石書店)2009
- 『古代アンデス文明から始まる神殿』(大貫良夫・加藤泰建共編、朝日選書)2010
- 『アンデス世界 ― 交渉と創造の力学』(染田秀藤・網野徹哉共編、世界思想社)2012
- 『平和の人類学』(小田博志共編、法律文化社)2014
- 『「物質性」の人類学: 世界は物質の流れの中にある』(古谷嘉章・佐々木重洋共編、同成社)2017
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.324
- ^ “国立民族学博物館、新館長に関雄二氏”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2024年11月21日) 2024年11月22日閲覧。
- ^ 令和二年度文化庁長官表彰名簿
外部リンク
[編集]- 国立民族学博物館|研究戦略センター・教授 関雄二
- “関雄二先生 オムニバスセミナーの記録”. 千葉大学先進科学センター (2006年4月21日). 2011年10月9日閲覧。
- 精神のエクスペディシオン