関口すみ子
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関口 すみ子(せきぐち すみこ)は、日本の政治・歴史学者。専門は思想史・ジェンダー史。元法政大学教授[1]。
経歴
[編集]群馬県出身[2]。東京大学文学部社会学科に進学するが、10年近く河合塾で英語の常勤講師を務めていた[2][3]。1977年に東京大学文学部社会学科を卒業。当初は東京大学大学院文学部専修課程に進むも、2年で指向の違いから同大学院法学部政治学研究科に転学した[4]。渡辺浩の指導を受け[3]、2004年に博士課程を修了。ドイツ・マインツ大学への留学歴を持つ[2]。
2005年法政大学法学部政治学科助教授[3]、教授。2015-16年頃退職[5]。
著書
[編集]- 単著
- 『御一新とジェンダー―荻生徂徠から教育勅語まで』東京大学出版会、2005年
- 『大江戸の姫さま―ペットからお輿入れまで』角川書店〈角川選書〉、2005年
- 『国民道徳とジェンダー―福沢諭吉・井上哲次郎・和辻哲郎』東京大学出版会、2007年
- 『管野スガ再考―婦人矯風会から大逆事件へ』白澤社、2014年
- 『良妻賢母主義から外れた人々―湘煙・らいてう・漱石』みすず書房、2014年
- 『近代日本公娼制の政治過程―「新しい男」をめぐる攻防・佐々城豊寿・岸田俊子・山川菊栄』白澤社 2016
賞歴
[編集]論文
[編集]脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 関口すみ子 - 法政大学(教員情報検索)