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長谷川祐弘

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長谷川 祐弘
平和構築の研究者
2018年、公益財団法人 日本国際問題研究所(JIIA)での会合にて
生年月日 (1942-11-28) 1942年11月28日(82歳)
学歴 ワシントン大学大学院博士課程修了
国際基督教大学大学院修士課程修了
ミシガン大学政治学部卒業
現職 特定非営利活動法人 日本国際平和構築協会 理事長
国連システム学術評議会(ACUNS) 東アジア連絡事務所長
日本国際連合協会理事
地球憲章アジア太平洋日本委員会理事
前職 国連事務総長特別代表(東ティモール)
国連東ティモール事務所代表
法政大学法学部教授
国際連合大学客員教授
公式サイト http://www.shasegawa.com/

長谷川 祐弘(はせがわ すけひろ、1942年11月28日 - )は、特定非営利活動法人 日本国際平和構築協会 理事長[1]国際関係開発論博士。日本人として二人目の国連事務総長特別代表、元法政大学法学部教授。

法政大学教授[2][3]国際連合大学客員教授[4] を務めた後、現在はジョゼ・ラモス=ホルタ東ティモール民主共和国元大統領・総理大臣特別顧問[5][6]日本国際連合協会理事[7]地球憲章アジア太平洋日本委員会理事、国連システム学術評議会(ACUNS) 東アジア連絡事務所長[8]特定非営利活動法人 日本国際平和構築協会 理事長[1]

来歴

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学歴

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1966年ミシガン大学政治学部卒業、1968年国際基督教大学大学院修士課程(国際行政学)修了、1974年ワシントン大学博士号(国際関係開発論)取得[9]

国際公務員

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2005年シャナナ・グスマン東ティモール大統領と

1969年以来37年間、国連開発計画(UNDP)、国連ボランティア計画(UNV)、国連平和維持活動(UNPKO)で幹部として従事した。 ネパールでは1978年から1980年まで、インドネシアでは1980年から1984年まで、いずれもUNDP常駐副代表として国連に携わった。1984年より1996年までサモアクックニウエトケラウ等、南太平洋地域における国連常駐調整官兼UNDP常駐代表として任務を遂行した[10]。 1986年にUNVジュネーヴ本部事務局次長に就任。1993年には、カンボジア総選挙における立案と行政を担うためのUNV選挙監視団統括責任者としての要職を担い、1994年4月には第二次国連ソマリア活動(UNOSOM II)政策企画担当部長、1995年1月にはルワンダ国連常駐人道調整官として従事。1996年に、UNDPニューヨーク本部においてアジア太平洋地域局次長として任務を遂行した。また、1999年にはUNDP駐日代表、2002年4月には緊急危機復興に関するUNDP総裁顧問を歴任した。 2002年7月からは、東ティモール民主共和国での国連開発担当調整官として従事し、2002年7月から2004年5月20日まで国連事務総長特別副代表(東ティモール担当)及び国連東ティモール支援団(UNMISET)副代表を務めた。そして、2004年5月に国連事務総長特別代表(東ティモール担当)に任命され、同時にUNMISET代表となる。その後、2005年5月に設置された国連東ティモール事務所(UNOTIL)代表として、2006年9月まで国連事務総長特別代表(東ティモール担当)を務める。

大学教授

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国連退任後は、東ティモール民主共和国親善大使東ティモール大統領民主主義・ガバナンスに関する特別顧問、アジア民主主義パートナーシップ・バングラ大統領選挙監視団長、東ティモール民主共和国総理大臣特別顧問[5] を歴任した。加えて、法政大学法学部教授[2][3]国際連合大学客員教授[4] の他、国連システム学術評議会(ACUNS) 理事[11][12]・同執行委員会委員[13][14]、日本国際連合学会理事[15][16] も務めた。

現在の職務

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現在は、京都芸術大学京都国際平和構築センターセンター長・執行委員会委員長[17]日本国際連合協会理事[7]地球憲章アジア太平洋日本委員会理事、国連システム学術評議会(ACUNS)東アジア連絡事務所長[8][18]特定非営利活動法人 日本国際平和構築協会 理事長[1] を務めている。

人物

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現在の専門分野

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国連の平和活動の主要な分野である平和維持活動と平和構築活動、国際機構論。特に国際連合そして安全保障理事会の役割と権限行使、国連開発機関の運営[3]

現在の研究関心

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平和構築での指導者の役割[19]、移行期の正義司法制度、紛争後国での正義と和解の実現、紛争の根本原因、発展途上国民主化の課題、紛争再発のリスク度合い。[3]

著書

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脚注

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  1. ^ a b c Message from the President”. 特定非営利活動法人 日本国際平和構築協会. 2017年3月3日閲覧。
  2. ^ a b 2006年4月から2013年3月までは法政大学法学部専任教授、2013年4月から2016年3月までは同大学客員教授
  3. ^ a b c d 担当教員紹介「長谷川祐弘」”. 法政大学大学院政治学研究科国際政治学専攻. 2012年12月30日閲覧。
  4. ^ a b 国連大学客員教授の任期は、2007年4月から2016年3月まで。
  5. ^ a b Prime Minister appoints Professor Sukehiro Hasegawa as his Special Adviser”. Government of Timor-Leste. 2013年4月20日閲覧。
  6. ^ Professor Hasegawa Continues as Personal Adviser to former President José Ramos-Horta”. Global Peacebuilding Academy. 2015年4月8日閲覧。
  7. ^ a b 公益財団法人 日本国際連合協会 役員(2014年度)”. 公益財団法人 日本国際連合協会. 2015年4月8日閲覧。
  8. ^ a b We are pleased to announce the opening of our new Tokyo Liaison Office led by Professor Sukehiro Hasegawa.”. Academic Council on the United Nations System. 2016年5月15日閲覧。
  9. ^ プレスリリース05/050-J「東ティモール国連事務所代表に日本の長谷川祐弘氏」”. 国連広報センター (2005年6月8日). 2015年4月9日閲覧。
  10. ^ プレスリリース05/050-J「東ティモール国連事務所代表に日本の長谷川祐弘氏」”. 国連広報センター (2005年6月8日). 2012年12月30日閲覧。
  11. ^ “NEW Board Members” (PDF). ACADEMIC COUNCIL ON THE UNITED NATIONS SYSTEM QUARTERLY NEWSLETTER (Alistair Edgar, Executive Director, ACUNS) 2012 (2): 3. (April 2012). http://acuns.org/wp-content/uploads/2012/05/ACUNS-Newsletter.2.2012.pdf. 
  12. ^ ACUNS理事の任期は、2013年から2015年まで。
  13. ^ Board of Directors (Global Peacebuilding Association of Japan)”. Global Peacebuilding Academy. 2015年4月8日閲覧。
  14. ^ ACUNS執行委員会委員の任期は、2014年から2015年まで。
  15. ^ 役員一覧 (任期: 2013年10月~2016年9月)”. 日本国際連合学会. 2015年4月9日閲覧。
  16. ^ 日本国際連合学会理事の任期は、2013年10月から2016年9月まで。
  17. ^ 京都国際平和構築センター/ Kyoto Peacebuilding Center
  18. ^ ACUNS東アジア連絡事務所長の任期は2015年から始まり、現在に至る。
  19. ^ "UN PEACE MISSION LEADERSHIP: Achieving Unity of Efforts" (2012), "Primordial leadership: Peacebuilding and national ownership in Timor-Leste" (2013), "Post-Conflict Leadership: Key to Building Sustainable Peace and Development" (2016)などに見られる通り、近年の研究関心は、とりわけ平和構築における指導者の役割・在り方に集中している。

関連項目

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外部リンク

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