長谷川信広
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長谷川 信広(はせがわ のぶひろ、生没年不詳)とは、江戸時代の大坂の浮世絵師。
来歴
[編集]長谷川を名乗ることや長谷川貞信と合作していることから、貞信の門人とされている。作は役者絵が3点知られ、画風は貞信に酷似するといわれる。
作品
[編集]- 「真柴久次・八代目片岡我童」 大判錦絵2枚続の内 早稲田大学演劇博物館所蔵 ※天保10年(1839年)正月、大坂角の芝居『けいせい浜真砂』より。貞信との合作
- 「照て姫・故人尾上芙雀粋(伜) 尾上音松」 大判錦絵 池田文庫所蔵 ※天保11年正月、大坂御霊芝居『姫競双葉絵草紙』より
- 「冷泉帯刀・芙雀改尾上登龍」 大判錦絵 ※天保13年正月、大坂中の芝居『けいせい筑紫■』より[1]
脚注
[編集]- ^ ■の字は、「琴」の篇に「夫」の字の旁り。
参考文献
[編集]- 黒田源次 『上方絵一覧』 佐藤章太郎商店、1929年
- 『上方役者絵集成』(第3巻) 財団法人阪急学園池田文庫、2001年
- 国際浮世絵学会編 『浮世絵大事典』 東京堂出版、2008年