長谷川一明
はせがわ かずあき 長谷川 一明 | |
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生誕 | 1957年5月1日(67歳) |
出身校 | 東京大学法学部 |
職業 | JR西日本代表取締役社長 |
配偶者 | 妻 |
長谷川 一明(はせがわ かずあき)は、日本の実業家。西日本旅客鉄道(JR西日本)代表取締役社長[1]。
経歴
[編集]三重県出身[1][2][3]。1981年(昭和56年)、東京大学法学部を卒業し日本国有鉄道に入社[4]。国鉄分割民営化後、JR西日本の経営企画部門や営業部門で勤務し[5]、2005年(平成17年)のJR福知山線脱線事故発生時には神戸支社(現・近畿統括本部兵庫支社)次長として被害者対応にあたった[1]。
2008年(平成20年)同社岡山支社長、2012年(平成24年)同取締役兼常務執行役員近畿統括本部長を経て[3]、2016年(平成28年)6月に同代表取締役副社長に就任[4]。非運輸業を担当する創造本部長を兼務し、奈良ホテルの子会社化[5]や新ブランドホテルの展開、三菱重工業の不動産子会社買収など主に不動産事業に関わる[1]。
2019年(令和元年)10月、社長の来島達夫から後任社長を打診され受諾し[5]、12月1日付で同社代表取締役社長に就任した[1]。JR西日本の社長交代は6月の定時株主総会に合わせるのが通例で、12月の交代について産経新聞は「異例」と報じている[2]。
人物
[編集]家族は妻と子2人[5]。趣味は釣り[1][5]。座右の銘は「相互理解」「敬意と共感」[1][5]。
国を支えるインフラ産業に興味を抱き旧国鉄に入社した[6]。JR西日本前任社長の来島は長谷川を「切れと繊細さを兼ね備えた人物」と評している[1][5]。JR福知山線脱線事故の経験から、社長就任翌日の幹部訓示や記者会見で長谷川は「基幹事業である鉄道の安全なくして、当社グループの成長はない」と述べている[1]。
2023年1月26日、JR京都線や琵琶湖線で大雪の影響で、乗客が車内に閉じ込められた問題で、長谷川は「重大な運行トラブルを発生させ、深くおわび申し上げる」と陳謝した[7]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i “安全なくして成長なし JR西日本の長谷川一明社長”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2019年12月2日) 2019年12月12日閲覧。
- ^ a b “JR西 長谷川一明副社長が昇格し社長へ”. 産経ニュース (産業経済新聞社). (2019年10月28日) 2019年12月12日閲覧。
- ^ a b “JR西日本/長谷川一明代表取締役副社長が社長昇格/12月1日就任”. 日刊建設工業新聞 (日刊建設工業新聞社): p. 3. (2019年10月29日) 2019年12月12日閲覧。
- ^ a b “JR西日本社長に長谷川氏 来島氏は副会長 - 読んで見フォト”. 産経ニュース (産業経済新聞社). (2019年10月28日) 2019年12月12日閲覧。
- ^ a b c d e f g 釣田祐喜 (2019年11月1日). “トップ登場:非鉄道と「相乗効果」狙う JR西日本・長谷川一明次期社長”. 毎日新聞大阪朝刊 (毎日新聞大阪本社) 2019年12月12日閲覧。
- ^ “JR西日本社長に就任 長谷川一明さん”. ひょうご経済プラス (神戸新聞社). (2019年12月3日) 2019年12月12日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “大雪で立往生 JR西日本社長が陳謝「事前の判断に誤り」 | NHK”. NHKニュース. 2023年2月2日閲覧。
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