長福寺 (八王子市)
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長福寺 | |
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所在地 | 東京都八王子市川口町2722 |
位置 | 北緯35度41分44.9秒 東経139度16分55.0秒 / 北緯35.695806度 東経139.281944度座標: 北緯35度41分44.9秒 東経139度16分55.0秒 / 北緯35.695806度 東経139.281944度 |
山号 | 鳥栖山 |
院号 | 観音院 |
宗派 | 真言宗智山派 |
創建年 | 江戸時代初期 |
開山 | 勝恵法印または頼永法印 |
別称 | はぎ寺 |
札所等 | 八王子三十三観音霊場第9番札所、多摩八十八大師霊場第78番札所、東国花の寺百ヶ寺第9番札所 |
公式サイト | 萩霊園長福寺~関東随一萩の名所~ |
法人番号 | 4010105000626 |
長福寺(ちょうふくじ)は、東京都八王子市にある真言宗智山派の寺院。
歴史
[編集]1625年(寛永2年)寂の勝恵法印、または1679年(延宝7年)寂の頼永法印の開山と伝えられる。また勝恵法印が開山で頼永法印が中興という説もある。いずれの説にしても江戸時代初期に創建されたものと推測される[1][2]。
現在は当寺境内にある「鳥栖観音堂」の別当寺として創建された。鳥栖観音堂(とすかんのんどう)は創建年代不詳の観音堂で、ある日火災に遭い、観音像が自ら飛び出して鳥の巣(鳥栖)に退避した逸話から「鳥栖観音」と呼ばれるようになった。また、この火災を逃れた逸話により「火防観音」との異名も持ち、江戸の火消たちの信仰も集めることになった[2]。
1917年(大正6年)、宮城野萩を譲り受け、少しずつ増やしていった。その甲斐あって、現在では2700株まで増え、別名「はぎ寺」と称されるようになった。これは仙台藩第3代藩主伊達綱宗作の観音像が当寺に安置されていた縁による[1][2]。
交通アクセス
[編集]- 八王子西ICより車12分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 西田鼎江 著『八王子三十三観音霊場―その案内と現況―』揺籃社、1993年