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長田陸夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

長田 陸夫(おさだ むつお、1913年 - 1992年1月4日[1])は、プロ野球球団阪神タイガースの元球団社長大阪府出身。

来歴・人物

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早稲田大学を卒業し、1926年に阪神電気鉄道に入社した。

球団取締役を経て、1974年から球団社長を務めた[2]。在任中は球団OBの吉田義男を監督に招聘、また1976年にはエース江夏豊について「チームに溶け込もうという姿勢が見られない」としてトレードを決断[3]。南海ホークスとの間で江本孟紀島野育夫を含む2対4の大型トレードを成立させた。

1978年、球団史上初の最下位に終わり、成績不振により、後藤次男監督の辞任とともに、球団代表を辞任した[4]

脚注

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  1. ^ 朝日新聞1992年1月5日24面「長田陸夫氏」朝日新聞縮刷版1992年1月p196
  2. ^ “【内田雅也の猛虎監督列伝(18)~第18代・吉田義男】マスコミに担がれ、マスコミに切られた”. スポーツニッポン. (2020年5月8日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/05/08/kiji/20200507s00001173406000c.html 2021年12月23日閲覧。 
  3. ^ 週刊読売1976年2月7日号「左遷の教訓 実力サラリーマン、よっく読め!阪神江夏、わがままのこの数々の"罪状"」p23-25
  4. ^ 読売新聞1978年10月10日朝刊19頁
先代
戸沢一隆
阪神タイガース社長
1974年 - 1978年
次代
小津正次郎