長沼豊
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人物情報 | |
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出身校 |
学習院大学理学部数学科 玉川大学文学部教育学科 東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科 大阪大学大学院人間科学研究科 |
学問 | |
研究分野 | 教育学 |
学位 | 博士(人間科学) |
学会 |
日本特別活動学会 日本部活動学会 日本福祉教育・ボランティア学習学会 国際ボランティア学会 日本教育学会 日本教師教育学会 日本道徳教育学会 |
長沼 豊(ながぬま ゆたか、1963年 - )は、日本の教育学者。大阪大学博士(人間科学)。特別活動や部活動などの教科外教育を専門とし、著書『新しいボランティア学習の創造』(2008年)は国際ボランティア学会において隅谷三喜男賞(研究奨励賞)を受賞している。1999年から出身校である学習院大学に勤務し、2009年に文学部教職課程教授となり、2013年以降は教育学科教授を務める。2015年には日本特別活動学会の会長に、2017年に設立された日本部活動学会の会長に就任。2018年には、文化庁「文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン作成検討会議」で委員・座長を務める。
啓発
[編集]- 2015年末から、部活動問題(部活動の在り方)の改善に向けて取り組みを始めた。
- 部活問題対策プロジェクトから、署名の提言内容に助言を求められて支援。
- 2016年3月3日には、同プロジェクトの署名提出(1回目)に同行。
- 2016年8月5日には、同プロジェクトの署名提出(2回目)に同行。
- 「部活動改革元年(2016年)」の提唱者。
- 「部活動改革2年目(2017年)」は「SNSからKMKへ(顔の見える関係へ)」を掲げて活動中。
- 「全国一斉NO部活動デー」を個人的に発信し、啓発活動として実施している。
- 生徒や顧問教員の「過重負担」の解消に向けて啓発活動を実施中。
- 2017年8月6日「日本部活動学会」を設立することをウェブサイト上で発表
- 2017年8月29日 中央教育審議会の特別部会後、「教職員の働き方改革推進プロジェクト」発起人として「全国過労死を考える家族の会」との共同記者会見に出席。
- 2017年3月26日「第1回 部活動のあり方を考え語り合う研究集会」を企画・主催(於:学習院大学)
- 2017年7月1日「第1回 部活動ミニ研究集会:文化部って最高?再考?」を企画・主催(於:学習院大学)
- 2017年8月6日「第2回 部活動のあり方を考え語り合う研究集会」を小野田正利(大阪大学教授)と共に企画・主催(於:大阪大学)
- 2017年11月19日「第2回 部活動ミニ研究集会:文化部について語ろう」を企画・主催(於:学習院大学)
- 2017年12月27日「第3回 部活動のあり方を考え語り合う研究集会in愛知 部活動の未来を考える」(於:労働会館・愛知県)(兼 日本部活動学会設立記念集会)
- 2018年8月5日「第4回 部活動のあり方を考え語り合う研究集会in岩手 これからの部活動の在り方を考える~岩手の部活動の現在と未来~」を企画・主催(於:アイーナ岩手県民情報交流センター)
- 2018年10月20日「第5回 部活動のあり方を考え語り合う研究集会 部活動改革2.0 ~文化部活動のあり方を問う~出版記念シンポジウム」を中村堂と共に企画・主催(於:明治大学)
- 2018年11月11日「第3回 部活動のあり方を考えるミニ集会 部活動保護者と教員家族のマル秘座談会」を企画・主催(於:学習院大学)
- 2018年12月16日「第4回 部活動のあり方を考えるミニ集会 部活動改革マップを完成させよう」を企画・主催(学習院大学)
単著
[編集]- 『ボランティア学習の概念と学習過程』近代文藝社 1998
- 『学校教育におけるボランティア学習の評価に関する国内調査』日本ボランティア学習協会 2000
- 『市民教育とは何か -ボランティア学習がひらく-』ひつじ書房 2003
- 『新しいボランティア学習の創造』ミネルヴァ書房 2008
- 『実践に役立つボランティア学習の基礎理論』大学図書出版 2010
- 『人が集まるボランティア組織をどうつくるのか~「双方向の学び」を活かしたマネジメント~』ミネルヴァ書房 2014
- 『部活動の不思議を語り合おう』ひつじ書房 2017
共編著
[編集]- 『中学校のボランティア活動への道』明治図書出版 編著 1999
- 『実践・2000年代の特別活動』明治図書出版 編著 2000
- 『総合的な学習 こう展開するシリーズ「ボランティア学習」』清水書院 編著 2002
- 『子どもの奉仕活動・ボランティア活動をどう進めるか』教育開発研究所 編著 2002
- 『親子ではじめるボランティア』金子書房 編著 2003
- 『特別活動概論』久美出版 編著 2003
- 『学校ボランティアコーディネーション』筒井書房 編著 2009
- 『改訂 特別活動概論』久美出版 編著 2009
- 『社会を変える教育 Citizenship Education ~英国のシティズンシップ教育とクリック・レポートから~』キーステージ21 共編著 2012
- 『改訂2版 特別活動概論』久美出版 共編著 2014
- 『特別活動の理論と実践 -生徒指導の機能を生かす-』電気書院 共編著 2018
- 『部活動改革2.0 ~文化部活動あり方を問う~』中村堂 編著 2018
メディア出演
[編集]- 2016年2月13日 朝日新聞『部活顧問「改善を」 教員ら訴え署名1万6000人 若手に負担・授業の準備支障』
- 2016年5月9日 法学館憲法研究所『中高の部活動指導に伴う顧問教諭の負担問題』
- 2016年7月25日 北海道新聞『月曜討論:部活指導 教員の負担を減らすには』
- 2017年1月23日 東京新聞『<なくそう長時間労働> ゼロのつく日は教員もノー部活動デーに - ウェイバックマシン(2017年1月29日アーカイブ分)』
- 2017年3月18日 東京新聞『長時間化 教員土日も拘束… 部活問題語り合おう 26日に研究集会 - ウェイバックマシン(2017年8月9日アーカイブ分)』(於:学習院大学)
- 2017年3月27日 東京新聞『顧問が過重労働に 部活のあり方議論 - ウェイバックマシン(2017年3月27日アーカイブ分)』(於:学習院大学)
- 2017年6月17日 読売新聞『教育ルネサンス 教員の働き方改革3 多忙な部活顧問に助っ人』
- 2017年7月29日 弁護士ドットコムニュース『「ブラック部活指導」で潰れる教員たち…「やるのが当然」と教え込んできた責任痛感』
- 2017年8月29日 弁護士ドットコムニュース『過労死遺族「いよいよ先生の働き方にメスが入った」中教審部会の「緊急提言」に期待』
- 2017年9月8日 読売新聞『中学の部活動、週4日が上限…静岡市教委指針案』
- 2017年9月11日 週刊東洋経済『学校が壊れる』
- 2017年9月15日 東京新聞『長時間部活 生徒も重荷 外部指導者配置 練習過熱の恐れも』
- 2017年10月16日 教育新聞『部活動の在り方を問い直す(7)教育的意義も考えつつ改革を』
脚注
[編集]- ^ “部活動の研究集会を開催しています(長沼研究室主催)”. 長沼豊のページ. 2019年1月8日閲覧。
- ^ “著書(単著、編著)”. 長沼豊のページ. 2019年1月8日閲覧。