長林寺 (足利市西宮町)
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長林寺 | |
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所在地 | 栃木県足利市西宮町2884 |
山号 | 大祥山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 聖観世音菩薩 |
創建年 | 文安5年(1448年) |
開山 | 大見禅龍 |
開基 | 長尾景人 |
文化財 | 絹本墨画淡彩観瀑図(重要文化財)他 |
法人番号 | 2060005006563 |
歴史
[編集]1448年(文安5年)、長尾景人の開基である。景人は足利長尾氏の始祖であり、足利長尾氏の菩提寺となっている。元々は勧農城付近に位置しており、「長雲寺」後に「龍沢寺」という名称であった。景人の子景長の代になり居城を足利城に移したのを機に、現在地に移転し、「長林寺」に改称した[1]。
墓地には、長尾氏歴代の墓所の他に南画画家の田崎草雲や歌人の丸山芳良、「近代足利織物の父」と評される近藤徳太郎の墓がある[2][1][3]。
文化財
[編集]- 絹本墨画淡彩観瀑図(重要文化財 平成9年6月30日指定)[4]
- 長林寺本堂(登録有形文化財 平成16年6月9日指定)[5]
- 長林寺開山堂(登録有形文化財 平成16年6月9日指定)[6]
- 絹本著色釈迦三尊・十六善神図(栃木県指定有形文化財 平成9年8月26日指定)[7]
- 紺糸威餓鬼胴具足(三つ巴九曜紋章散)(足利市指定文化財 昭和37年4月1日指定)[8]
- 絹本著色柳堤聞鴬之図(足利市指定文化財 昭和37年6月25日指定)[9]
- 紙本著色達磨像(足利市指定文化財 昭和37年6月25日指定)[10]
- 銅造大日如来坐像(足利市指定文化財 昭和47年6月20日指定)[11]
- 長林寺山門(足利市指定文化財 平成8年10月18日指定)[12]
- 石造地蔵菩薩立像(足利市指定文化財 平成9年3月19日指定)[13]
- 長尾氏歴代墓所(足利市指定史跡 昭和46年11月19日指定)[14]
交通アクセス
[編集]- 足利駅より徒歩30分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 栃木県歴史散歩編集委員会 編『栃木県の歴史散歩(歴史散歩9)』山川出版社、2007年