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長林寺 (足利市西宮町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
長林寺
所在地 栃木県足利市西宮町2884
山号 大祥山
宗派 曹洞宗
本尊 聖観世音菩薩
創建年 文安5年(1448年
開山 大見禅龍
開基 長尾景人
文化財 絹本墨画淡彩観瀑図(重要文化財)他
法人番号 2060005006563 ウィキデータを編集
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長林寺(ちょうりんじ)は、栃木県足利市にある曹洞宗寺院

歴史

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1448年文安5年)、長尾景人の開基である。景人は足利長尾氏の始祖であり、足利長尾氏の菩提寺となっている。元々は勧農城付近に位置しており、「長雲寺」後に「龍沢寺」という名称であった。景人の子景長の代になり居城を足利城に移したのを機に、現在地に移転し、「長林寺」に改称した[1]

墓地には、長尾氏歴代の墓所の他に南画画家の田崎草雲や歌人の丸山芳良、「近代足利織物の父」と評される近藤徳太郎の墓がある[2][1][3]

文化財

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  • 絹本墨画淡彩観瀑図(重要文化財 平成9年6月30日指定)[4]
  • 長林寺本堂(登録有形文化財 平成16年6月9日指定)[5]
  • 長林寺開山堂(登録有形文化財 平成16年6月9日指定)[6]
  • 絹本著色釈迦三尊・十六善神図(栃木県指定有形文化財 平成9年8月26日指定)[7]
  • 紺糸威餓鬼胴具足(三つ巴九曜紋章散)(足利市指定文化財 昭和37年4月1日指定)[8]
  • 絹本著色柳堤聞鴬之図(足利市指定文化財 昭和37年6月25日指定)[9]
  • 紙本著色達磨像(足利市指定文化財 昭和37年6月25日指定)[10]
  • 銅造大日如来坐像(足利市指定文化財 昭和47年6月20日指定)[11]
  • 長林寺山門(足利市指定文化財 平成8年10月18日指定)[12]
  • 石造地蔵菩薩立像(足利市指定文化財 平成9年3月19日指定)[13]
  • 長尾氏歴代墓所(足利市指定史跡 昭和46年11月19日指定)[14]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b 栃木県歴史散歩編集委員会 編『栃木県の歴史散歩(歴史散歩9)』山川出版社、2007年、172-174p
  2. ^ 長林寺足利市観光協会
  3. ^ 丸山芳良(まるやまよしまさ)(1884~1932)足利市立教育研究所
  4. ^ 絹本墨画淡彩観瀑図文化庁
  5. ^ 長林寺本堂文化庁
  6. ^ 長林寺開山堂文化庁
  7. ^ 絹本著色釈迦三尊・十六善神図栃木県
  8. ^ 紺糸威餓鬼胴具足(三つ巴九曜紋章散)足利市
  9. ^ 絹本著色柳堤聞鴬之図足利市
  10. ^ 紙本著色達磨像足利市
  11. ^ 銅造大日如来坐像足利市
  12. ^ 長林寺山門足利市
  13. ^ 石造地蔵菩薩立像足利市
  14. ^ 長尾氏歴代墓所足利市

参考文献

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  • 栃木県歴史散歩編集委員会 編『栃木県の歴史散歩(歴史散歩9)』山川出版社、2007年