長春有軌電車900系電車
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長春有軌電車900系電車 SY-YG16-B/D型 | |
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900系(903、2014年撮影) | |
基本情報 | |
製造所 | 瀋陽新陽光機電気科技技術公司 |
製造年 | 2012年 - |
投入先 | 長春有軌電車 |
主要諸元 | |
編成 | ボギー車(単車)、両運転台 |
軌間 | 1,435 mm |
最高運転速度 | 60 km/h |
設計最高速度 | 70 km/h |
車両定員 |
150人(着席40人) 最大200人 |
車両重量 | 22.0 t |
全長 | 15,850 mm |
全幅 | 2,500 mm |
全高 | 3,170 mm |
主電動機 | 誘導電動機 |
出力 | 150 kw |
制御方式 | VVVFインバータ制御 |
制動装置 | 電空併用ブレーキ |
備考 | 主要数値は[1][2]に基づく。 |
900系は、中国・吉林省長春市の路面電車である長春有軌電車で使用されている路面電車車両。製造企業の瀋陽新陽光機電気科技技術公司からは「SY-YG16-B/D型」という形式名で呼ばれている[1][2][3]。
概要・運用
[編集]瀋陽新陽光機電気科技技術公司(沈阳新阳光机电科技有限公司、SMEST)で製造された、2020年時点における長春有軌電車の最新鋭車両。車体の前後に運転台が存在する両運転台のボギー車で、両側面に3箇所づつ存在する乗降扉(プラグドア)のうち中央は両開きとなっている。座席配置は全席ロングシートで、地下鉄と同様の車内レイアウトとなっている。主電動機には誘導電動機が用いられ、国際的に普及している最新技術であるVVVFインバータ制御方式が採用されている他、冷暖房双方に対応した空調装置も設置されている。電気機器は内蔵されているコンピュータによる自動管理・診断が実施され、これらの結果や車両の現在位置、走行経路などの各種情報は運転台に設置されたディスプレイに表示される[2][4][3][5]。
2012年から営業運転に使用されており、54路に加えて2014年に営業運転を開始した55路にも投入されている[1][2][4][3][6]。
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車内
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運転台
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 柏林工业大学. “城市有轨电车系统”. 2017年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月15日閲覧。
- ^ a b c d “现代单机有轨电车”. 沈阳新阳光机电科技有限公司. 2020年9月15日閲覧。
- ^ a b c “长春有轨电车:一条在城市里移动的靓丽风景线”. 快资讯 (2020年1月6日). 2020年9月15日閲覧。
- ^ a b “现代有轨电车”. 沈阳新阳光机电科技有限公司. 2013年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月15日閲覧。
- ^ “悉数长春有轨电车历代车型 见证春城几十年发展变化 你见过几款”. 雪花新闻 (2018年11月1日). 2020年9月15日閲覧。
- ^ 中國吉林網 (2014年8月26日). “「電車人」 ,出發!”. 每日頭條. 2020年9月15日閲覧。