長島石
表示
長島石(ながしませき、 Nagashimalite)は、1980年に発表された日本産新鉱物で、国立科学博物館の鉱物学者、松原聰と加藤昭により、群馬県桐生市茂倉沢鉱山のマンガン鉱石から発見された[1]。化学組成はBa4(V3+,Ti)4B2Si8O27(O,OH)2Cl。斜方晶系。日本におけるアマチュア鉱物愛好家の草分けであった長島乙吉の、鉱物学への貢献をたたえて命名された。
脚注
[編集]- ^ Matsubara, S. and Kato, A. (1980): Nagashimalite, Ba4(V3+,Ti)4[(O,OH)2|Cl|Si8B2O27], a new mineral from the Mogurazawa mine, Gumma Prefecture, Japan. Mineral. Jour., 10, 122-130.
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 松原聰「新鉱物発見物語」、アマチュア鉱物研究家が鉱物名に-長島石、2006年、岩波書店。ISBN 4-00-007455-5
外部リンク
[編集]